古畑亜紀の日記
日々の雑記帳です。思い付いた時に
気分にまかせて書きます。

2007年08月04日(土) やさしい王様になろう。(平岸高校クリニックにて)

今日は吹奏楽コンクールイチジ予選前最後のクリニックを、平岸高校で。
高文連でも推薦され全道大会に出場するとのこと。
先月末のキタラでの録音もきかせてもらいましたが洗練されたバランスのよいしあがり。
とても好きな演奏でしたので、コピーしてもらってきました♪

トランペットにとってはおそらく鬼門の某所も、誠実にたちむかって堅実に吹き切ってました!

リーダーのOさんはなんでも吹けます(笑)が、とても楽譜にたいして誠実でしかも人の音を大切にする『すばらしい本能的なやさしさ』のあまり、自分のご都合のよいように勝手な処理をするような吹き方はしません。
吹けるのにそれを選ばないのは、優しくて同時に強いからなんです。
それはセクション全体にもいえる。
それはすばらしい、かけがえのない音楽的な長所だしアンサンブルに必要なセンスなんですが、その心が伝わる『適切な吹き方』をしなければ誤解されることがあります。
そして、深いところにある気持ちを誤解されてへこむ(笑)・・・あまりにもつらいことなので、かなりへこむし、最後の支えの自尊心までぼろぼろになるんですよね。
だって、吹きたいから吹いてるわけですけど、喜んでもらいたいという気持ちで吹いている子だから。
そして、トランペットが好きだから、自分のせいでトランペットの魅力をうけいれてもらえないかもしれないという恐怖に対しても非常に敏感になるんだな。

今回はコンクールステージにはのらない1年生がいます。
他の楽器にうつるかどうかたずねたらぽろぽろ涙をながしてことわったらしい。
その子についても、Oさんは『あの子が吹いてるときの目の輝きが強いから大丈夫。』と言い切りました。
今日も、合奏にはでていませんでしたがひとりで目をきらきらさせて練習していましたよ。
ハイトーンをこわがる子には、『自分ががんばってる姿をみせて、むかっていく姿勢をみてくれたらなと思う』と言った。
その子も、数カ月でかなりりんりんとむかっていくようになりました。
あなたの姿は伝わったんだよ。

・・・・・わたしはそんな暖かくて芯のあるOさんが・・・・だい好きだ〜〜!!!!!!!


今日は、へこまないためにも適切な表現方法をいろんな角度から技術的に伝えてきました。
単体としての器楽的な技術はあるので、これからはみなさんのだしたい心をより適切に場面にあわせて伝える実践的な演奏技術をもっと伝えていきたいです。

いままではちょっと不器用にもみえることのあった『やさしさ』が最高の武器として君臨する日はもうすぐそこかもしれませんね。













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