にいってきました☆
高校生の頃、ダリの絵をみると面白くて、想定外でわくわくしたことを思いだします。
しかし・・大人になって感性が刺激を重視しなくなったせいなのか、ただの今日の気分なのか、わくわくするというよりもその突出したエキセントリックさに違和感を覚えました。
なぜ、ここまで描ける、画才としてはあまりある天才がこの表現をえらぶのか? やはり、『自分の心にしか写らない絵を描きたい』という執着心がなせるわざなのかもしれません。
でもなんていうか、もっと素直に安定した美しい絵を見たい・・
なら、ダリにいくなよ(笑)!!
そうおもいながらも、やたらと時間をかけて巡回し(なんだかんだいって夢中ともいえる)じーっと見ていたのです。
一番印象に残っているのは、中世の絵画のような、母親が赤ちゃんを抱いて微笑みながらうつむいているすごく優しくて暖かい、ペンで描かれた挿し絵用のデッサン。
シンプルなのに美しく、一目で『いかにもダリ』な絵ではありませんでしたが、そういう絵柄の作品が他のエキセントリックでシュールな作品と同じ画家のダリの作品であったことに、安らぎを覚えました。 個性よりも、共通点を素直にみせている小さな額が、『超現実』な優れた才能を露出しているもののなかで、むしろいっそうその天才ぶりを納得させるものであったのです。
素直な心の表現で納得させることが、一番高度な技術なのかもしれませんね。
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