ひさびさいろんな音楽をききました。
今日はロリンマゼ−ル指揮の85年録音ウィーンフィル、マーラーの3番をきいています。 師匠がポストホルン吹いてるもの。
これは八王子ブラックリストの同門のTさんにプレゼントしていただいたものである。
実は私は大昔これをすでに買っていました。 しかし、帰国してしばらくたったころ、聴くと泣いてしまうので、自分の泣き虫を飼い馴らせない私はなんとうまれてはじめてそのアルバムを「破棄」してしまったのだ!!!!! 今も昔もアルバムをこれ以外捨てた事なんてありませんが。 いつか、弱さを克服するまでしばらく離れようと。 今考えるとマゾの世界の行動ですけど、当時の私は不器用だったんです。 前に進まないといけない、泣いてる暇はないんだって思っていたらしいです。
でも本当に心から好きなものをどうして捨てたんでしょうね。 正直、捨てたことは忘れていました。 しかししばらく聴いているうちに、思い出したんです。 とある箇所、ポストホルンのところももちろんそうだけど、非常に命がけに気にいってる部分があって、そこをなん百回きいたかわかりません。
ウィーンにいたころ、それから帰ってきてからも、何度もきいていて。しかも捨てたはずのものでしたが、予想外なときに再会しました。
どうして一番好きな音に素直にむかっていけなかったんだろう。 それは自信がなかったからに他なりませんし、正直仕事の世界に挑戦していくときにつらいこともたくさんありましたから、過去の自分をせめてばかりいても仕方がないけれども、どうして自分が、トランペットを選んだのか、理屈ではなくそのころの本当に必死な気持ちを思い出しました。
繊細さは、弱さではない。 どうしてそんな大切なことをわかっていなかったんでしょうか。 いやわかっていたけれど、弱かったから、それを受け入れられなかったんだと思います。
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