makko zazieのイギリス留学日記

2004年04月08日(木) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月8日」 謎のドイツ人女性 編

 プラター公園へ行った。先日公園内にあるプラネタリウムを観に訪れた時は、惜しくも閉館日だったのでリベンジです!また閉まってたらどうしようかとドキドキしながらプラターへ向かった。プラネタリウムの建物が見えてくるとなんか嫌な予感・・・暗くない?・・・人っ気もないしっ!やっぱり閉まっとぉやんっ!と思いきや、貼ってあったこの日のプログラムを見ると、あるじゃん!本日の上演はPM3時から。内容は「プロジェクト・マーズ」!しかし、プラターに着いたのは午前中。3時からの上演にはかなり時間があるので、ドナウ・パークへ行って時間を潰す事にした。ドナウ・パークへはバスで行ったのだけど、バス乗り場に行くまでにパン屋さんがあったので、ちょっと寄り道。そこでウィーンの名物菓子を見つけた。(見た目はミスタードー○ツのエンゼルクリームみたいで、ホイップクリームの代わりにオレンジマーマレードが入っている、そんなお菓子)それを買ってドナウ・パークで食べる事にした。公園に着いてまずベンチを探した。しばらく歩くと遠方にベンチを発見したのだが、私達以外にもそのベンチを狙っている男の子3人組がいるではないかっ。負けれないっ!早歩きっ!さりげなく猛ダーッシュ!(全然さりげなくない・・・むしろみっともない?!) もちろん勝ち取りましたけど。買ってきたウィーンの名物菓子を勝ち取ったベンチに座って食べたのでした。おいしかったな〜。しばらく公園でのんびりした後、私達は再びプラターに戻った。いよいよプラネタリウムだっ、ワ〜イッ。チケットを売っているお姉さんに「ドイツ語での上演ですがよろしいですか?」と言われたが、そうなんだなっ、私達はまったくもってドイツ語わかりませんものね。でもどうしても違う国のプラネタリウムが観てみたかったのよ。お姉さんわざわざ心配してくれてありがとね。・・・・・ドイツ語のプラネタリウム鑑賞中・・・・・ ん〜、やっぱり何言ってるかさっぱりわから〜ん! けど、おもしろかった。。。おもしろかったはずなのに、正直途中すごく眠くてコックリコックリしてしもたね(笑)。あと何が凄かったってプラネタリウムとは何も関係ないけど、私はそこで少女の幽霊を見たのっ!友達は私の右隣りに座っていて、左隣りには誰も座っていなかった。すいていたので、左隣りのお客さんなんてだいぶ離れていたはずなのにいたんだよな〜女の子が。一瞬だったんだけど見えたのよ。でも不思議と恐い!とは感じなかった。あれは夢やったんかなぁ。 そんな事もありながらプラネタリウムも見終え、次に私達はドナウ川の中洲へ行った。中洲には屋台がたくさん並んでいたのだけど時期が悪かったのか、ほとんどの店が閉まっていた。しばらくドナウ川を眺めて、風にあたってのんびりしていた。夕方になり、トラム(路面電車)5番に乗ってウエストバンホーフ(ウィーン西駅、私達の泊まるホテルがある辺り)へ向かった。そしてVirgin Megastoresへ寄った。Virgin Megastoresは、もう日本にもかなり進出しているイギリス系の大型CD店。店内にインターネットのコーナーがあったのでちょっとだけ使ってみた。おっと〜、このパソコン日本語表示出来ない!お金返して下さいって感じだった。泣く泣くパソコン使用料を支払っていると、私達を気にしている女性がいた。やっぱり話かけられた。何者?その女性は日本が大好きで、京都に数ヶ月(留学で?)住んでいた事もあるらしい。で、私達日本人に興味を示し話しかけてきたってわけ。しばらくそこで立ち話をしていたのだが、立ち話もなんなので、夜ご飯を一緒に食べようって事になった。Hmm・・・まぁ食事一緒に行くぐらいいっか。そして近くの中華料理屋に行ったのでした。中華料理屋に入ったのにメニューに 寿司 があるのはどうかと思う。。。ヨーロッパ人よ、アジアをごっちゃ混ぜにしとるねぇ。。。さて彼女はドイツのベルリン出身でオーストリア航空のスチュワーデスをしているのだそうだ。それが結構世話好きな人で、私達の泊まってるホテルより、自分の知り合いの家は安く泊めてくれるから、もしよかったら、今からホテルをキャンセルしてそこに泊まらせてもらえば?ってな感じで誘ってくる。気持ちは嬉しいけど、安く泊めてくれる以上にホテルのキャンセル料かかるっつ〜の。軽く話を流してみたった。ドイツ語、英語、そして日本語を少し話せる彼女。私達との会話で日本語、英語ならともかく、話に夢中になるといつの間にかドイツ語で話している。だから私達ドイツ語わからんって〜〜。会話の中で「シェーンブルン宮殿」が出てきたのだけど、それがすごいドイツ語の発音で、うまく説明出来ないけどシェ〜ンボホッ゛ (←よくわからへん所に濁点が付く感じ)って聞こえた。 ついさっき知り合ったばかりの人だったので、話す事もそうはなく、やっぱり沈黙も当然あるわけで。。。私はどうも苦手だ。あの沈黙してる時の空気の重さ。何か喋らなきゃって焦るあの感じ。そして意味のない照れ笑い。。。でもまぁ、楽しい時間だったな。いい思い出になった。店を出てそして彼女とバイバイをした。夜はホテルに戻って、映画「アマデウス」を鑑賞したのでした。


              


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