makko zazieのイギリス留学日記

2004年04月03日(土) 「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月3日」 ゲットヴァイガー・シュティフトゥスケラー 編

 今日はまずカラヤン・ツェントルム(超有名指揮者カラヤンの記念センター)へ行った。はいっ、休館日だった!ってか、ま〜たやってしまったよ私達っ!フィガロハウスの時も休館日に訪れてしまったんだった。。。2度ある事は3度ある?!気をつけよう。また日にちをあらためて来る事にした。
 さて、今日は旅行本に載っていたシュテファン寺院近くにあるレストラン“ゲットヴァイガー・シュティフトゥスケラー” でランチを食べた。Please repeat after me.“ゲットヴァイガー・シュティフトゥスケラー”。ハイ、Once more.“ゲットヴァイガー・シュティフトゥスケラー”。なっ、なんでこんなにややこい店名つけんのや〜っ! このレストラン“ゲットヴァイガー・シュティフトゥスケラー”は、作曲家シューベルトがその昔、このレストランがあった場所、この部屋で「未完成」という曲を作曲した事で有名なのだ。って事はシューベルトは昔ここに住んでいた事があったのかな?確かこのレストランのワインも有名で、カウンター内にはワインがズラ〜ッと並んであった。店内の造りはかなり古く庶民的。大衆食堂チックであるのに何かお洒落な感じだ。店内の奥にはシューベルトのレリーフが飾ってあった。「おぉ、シューベルトはきっとあの部屋で作曲してたんだなっ…。」 私はBeefがベースのウィーンの郷土料理を頼んだ。これがだなぁ、も〜、、、、、、、、、、、、、、、、美味いーっ! これまで30年生きてきて「美味しかった食べ物ベスト5、いやベスト3、いやそれ以上!?」に入る程よっ!あかん、思い出すだけでよだれが…。そのBeefの横にちょこっと添えてあるポテト、これまた美味しかった。。。。。。そのてんロンドンで食べるポテトときたら、、ありゃいったい何じゃいっ!味が無いにも程があるっつーもんだ。
 さて次に、モーツァルトが亡くなる直前まで住んでいた最後の住居跡地が現在はデパートになっていて、そのデパートの1階奥には「モーツァルト・ワールド Vienna(ウィーン)」というモーツァルト関連ショップがあると旅行本に書いてあったので行ってみたがなかった!嘘こかれてたっ!店員に尋ねると、ここにはそんなショップはないけれどデパートを出てちょっと歩いた所にそれっぽい店がある・・・と教えてもらい行ってみるがやっぱり違った。確かにモーツァルト関連の物はたくさん売ってはいたけど、普通にそこら辺にあるウィーンのお土産物屋さんだった。でも店員さん、一生懸命考えて教えてくれたんだよね。ありがとうね。
 ここら辺の通りにはオープン・テラスのCafeがズラリと並んでいる。ここらで休憩、お茶タイム。ウィーン名物“メランジェ”(コーヒーと泡立てたミルクを半々に入れた飲み物)を頼んだ。味はというと、んま〜、、、、、正直言ってごく普通のコーヒーだったんだけども、やっぱりオープン・テラスでのお茶タイムは、雰囲気を十分に満喫できるんですな。それだけでその“メランジェ”が、たとえ味がごく普通のコーヒーであったとしても、何か特別な物に感じたのでした。
 夜8:00からは、先日チケットを購入していた、プッチーニ オペラ「トスカ」をウィーン国立オペラ歌劇場へ観に行った。ここへは普段着では入場できないので、いったんホテルに戻ってフォーマルな服に着替えた。歌劇場に入ると、当たり前だけどみんな正装。自然と気持ちが引き締まる。パラパラと日本人も見かけた。その日本人なんて着物を着てたよっ。私は黒のワンピースに赤茶のロングコートを着て行った。座席は何ていうの?個室?2階のサイドにある4席づつ1部屋に区切られた席だったので、リッチな気分に浸りながらの鑑賞だった。贅沢だ〜ね〜。私はオペラ「トスカ」のストーリーをまったく知らなかったので、大まかなストーリーを友達に聞いてから鑑賞したので、言語が分からなくても十分に楽しめた。前回2月にウィーンとプラハを訪れた時に2度オペラを鑑賞し、この度で3度目になるオペラ鑑賞だけど、何度観てもオーケストラの生演奏の迫力に感動するのである。そんな中、「指揮者観察」するのもひそかに楽しい事に気付いた。指揮者それぞれに癖があるんだよね。例えば指揮するのに、異常な程にJUMPしてたりね。
自分のお土産にオペラ「トスカ」のパンフレットを購入した。


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