2004年04月02日(金) |
「ウィーン&イギリス25日間 旅日記 4月2日」 ポク・ポク・ポク・チーンッ!南無〜 編 |
<4月2日> シューベルト記念館へ行った。 シューベルトが愛用していたメガネや、楽譜、肖像画等が展示されていた。その中にあの人の肖像画も飾られてあった!あの人とは、、、映画「アマデウス」でモーツァルトを押しのけ主役級で描かれていた、私達が大好きな宮廷作曲家アントニオ・サリエリ。(←またかよっ!ほんと私の日記にはよく登場する人ですな。題して「今さらサリエリを有名作曲家にしよう化計画!」) 確かに世間では無名かもしれない。しかしだっ!実はサリエリはスゴイ人なのだ。シューベルト記念館に肖像画が飾られているという事はだっ!?それはなぜかっ?!なんとサリエリはシューベルトのピアノ(音楽)の先生だったのだ。驚くのはまだ早いですぞっ。あのベートーベンの先生でもあったのだ。「よっ!カッチョええっ!男前っ!サリエリ、日本一!」・・・違う 「サリエリ、ウィーンNo.1〜っ!」 シューベルト記念館をクル〜ッと一回りし、私達は次の目的地へ向かった。 向かう先は、前回のウィーン旅行の時にも訪れた「皇帝納骨所」。。。(ポク・ポク・ポク・チーンッ!南無〜) 地味地味観光スポットである。私達はシューベルト記念館近くの花屋さんに立ち寄りバラの花束を買った。「皇帝納骨所」に眠る皇帝ヨーゼフ2世に献花する為だ。皇帝ヨーゼフ2世もサリエリ同様、モーツァルトとは深く関わりがある人物である。こちらもまた映画「アマデウス」では、音楽好きで、ちょっとおとぼけな皇帝に描かれて出演しておりました。あのマリー・アントワネットのお兄ちゃんとしても有名で、実際の彼も映画で描かれていたように、音楽をこよなく愛していた人だったそうです。。。皇帝納骨所に着き、チケットを買って中に入るのだけど、なんか気が重い。。。だってお墓だもんよココ〜。フィガロハウスやシューベルト記念館とかに入るのとはやっぱり違う。納骨所は地下にあって、地下からはなんだか冷気が昇ってくるし〜。気持ちを落ち着けて入って行った。めざすは皇帝ヨーゼフ2世の棺。場所はもう分かっていたので、他の棺は見向きもせず直行した。(ゴメンなさい無礼者で。) 皇帝ヨーゼフ2世の棺に、買ってきたバラの花束を友達と2人で献花した。結構長い間棺の前に立っていた。そして黙祷もした。私達のそんな姿を見ていた通りがかりのおば様に、「どこから来たの?」と尋ねられるわ、小洒落たジェントルマンがニコニコしながらこっちに近寄って来たかと思えば、「君達はこの人が好きなのかい?」と話しかけてきた。若いのにわざわざ海外から皇帝納骨所という地味地味観光スポットに訪れているのがよっぽど珍しく見えたのか?!(・・・って私は若くないってか?!爆) 前回ウィーンに来た時にモーツァルトのお墓をお参りした時、今回サリエリのお墓をお参りした時、もちろん今日もそうだけど、やっぱり偉大な人達のお墓の前に来ると不思議な気持ちになる。緊張するもんだ。 さて今日の夕食は、シュテファン寺院からちょい近い所にある日本料理屋「天満屋」に行く事にした。夕方5時からのOPENにはまだ時間があったので、近くにあるEMIレコードショップ等へ行って時間をつぶした。 日本料理屋「天満屋」で私は、「シャケとイクラの親子丼」を食べた。18.20ユーロ(2,300円ぐらい?)と高かったけど、美味しかった〜。
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