| 2004年10月05日(火) |
昔会社につけてってた低周波腹巻みたいなあれはなんて名前だったか |
昨日は横浜駅のホームで待ち合わせだった。 9時に家を出たら、世の中まだまだ通勤時間帯だった。
ホームで待ち合わせなんだから電車で来るんだろうと思ったら、ナイスガイは車で来ていた。 私のリクエスト通り、黄金町方面へ。
ヘルスとかソープとかがパラパラある大通りの、ラブホとかが見える側の駐車場に車を置き、 ナイスガイの地元散策。
「昔はこのへんでお姉さんにオイデオイデって呼ばれたもんだった」 とかいう突き当たりが神社になってる通りは、すっかり住宅街っていうかマンション街だ。
へんなとこにパチ屋があると思ったら、その脇の細いとこを入った。 すると横浜橋商店街とかいう、高円寺や阿佐ヶ谷や吉祥寺や三ノ輪のアーケード街みたいなとこに出た。
でもラインナップがぜんぜん違う。 肉屋魚屋紳士服揚げ物屋肉屋魚屋揚げ物揚げ物八百屋肉屋八百屋 競合で淘汰されるとかいう現象はいったいどうなっちゃうんだみたいな掟のなさだ。
その先の、アーケードじゃなくなったとこも、そういう通りだった。 スーパーとかは存在せず、ぜんぶ個人商店だ。 ちっちゃい本屋とか、シャッター閉まってる店はいっこもない。
私んちの付近では、午前中から開いてる魚屋を見たことがないので 「こんな早くから魚屋やってんですね」とナイスガイに言った。 「昔から港湾労働者が早朝仕事終わりに中落ちとか酒とか買って飲んでるところだから、酒屋も魚屋も相当早くから開いてるよ」 とのことで、家族に捨てられたら引っ越して来ようかな、と思った。
商店街抜け切って、住宅街っぽいエリアに入っても、まだポツポツ店があった。 シャッター降りてるとことかも、やっとあった。
わりとボロい家、建て直しして新しい家、いろいろあったけど、 ナイスガイが住んでたという家は、水色のウネウネ鉄板が外壁の平屋が何軒かギュっと集合したところの一角。
「6畳、4畳、3畳かな」というので「何人家族ですか?」と質問したら 「あのときは6人で住んでたかな」とのことで、心底感心した。 今後、リフォーム番組「ビフォーアフター」は、ビフォーが登場した段階でチャンネル替えてしまいそうだ。
この上に急な坂があって、上ると中学があるんだよーとか おはぎはここのしか買わなかったとか ここのハムカツが5円でとか そこ友達の家だから離れて歩いてとか ナイスガイは想い出満喫していた。
橋の行商の野菜はぜんぶ100円とか ビニール袋に満杯のあん肝500円とか スカスカかもしれないけどタラバ蟹1000円とか 私も値札満喫だ。
ナイスガイが「気がついた?交番多かったでしょ」と言った。 でも噂の注射器はどこにも落ちてなかった。 公園のビニールハウスも雨だとどっかに移動してしまうらしく、遊具もピカピカで、 いたってステキな町だった。
そのあと伊勢佐木町の不二家でハンバーグ食べた。ごちそうさまでした。 ナイスガイは甘い物いけるクチみたいで、白いショートケーキに目を奪われていた。
そしてナイスガイの希望で三渓園とかいうところに行った。 フェリスとかフタバ?とかあるところを通った。 その丘の下に真金町があるらしかったけど、位置関係は私にはサッパリ。
ナントカ園の入場券売機の横に、動じない猫がいた。 ナイスガイは猫好きのようだった。
事前のメールでナイスガイが景色を撮りたいみたいなことを言っていたので 私も、と思ってデジカメ持参してた。でもナイスガイは手ぶらだった。 かなりランキング上位の趣味らしいのに、何故楽しみを放棄したんだろう。
鴨とかアヒルとか亀とかいて、キンモクセイとかアザミとかハスとかマンジュシャゲとか咲いてた。
あとザリガニもいた。 ナイスガイが前を通ると、阻止するように立ち上がって両手を広げた。 リアクションが機敏な男(たぶん)だった。 ナイスガイが「アメリカザリガニだ」と言っていた。
そしてまた車に乗って、どこかに向かった。 途中のナントカ町は、両側総個人商店なのに、わりとシャッター通りで寂しかった。
でもなんか横浜の個人商店て、ヒサシみたいなのがデカいのね。 アーケードっぽくなってるとこも多いし。 ということをナイスガイに言ったら、 伊勢佐木町のさっきの通りも当然のようにアーケードになるはずだったんだと。 でも暗くなっちゃうからやめたんだと。
以前、横浜のどこだかは雨が多いとナイスガイが言っていたけど、 そういう関係でアーケードなんだろうか。 聞いてもそこまでわかんないかもしれないから質問は控えておいた。
ナイスガイが勤めているとこは全国津々浦々に事業所があるので 途中、「あそこに20年いた」とか「あっちは5年」とか言って、それを指差した。
そして着いたところは横浜駅だった。 私は「17時から訪問しなきゃならない会社があるので15時半くらいまで」と言っていた。 でも14時半とかだったので1時間早い解散だ。 「山下公園には飽きている」と私が言ったので、行き先がなくなったのかもしれない。
楽しかったです、ご馳走様でした。とお別れした。 ナイスガイの言葉は如何せんよく聞き取れないんだけど、 今度は箱根でも、と言っていたような気がする。
帰りの電車はあっという間に新橋に着いた。 昼ごはんのとき飲むのを我慢したので、どっかで飲もうと思ってグルっと一周したけど いいとこがなかったので地下鉄乗って直帰した。
夕飯作って電話のメールをふと見ると、ハルタソが心配してくれていた。 ナイスガイは54なわけで、私のMAXせいぜい45ってところなので、そこは安心してほしい。
そんなことよりウーマンオブザイヤーが仕事紹介してくれる気配だ。 そっちのモロモロのほうがよっぽど心配だ。
家族は18時過ぎに帰ってきた。 コドモに少女マンガ雑誌の全員プレゼントの品が届いて喜んでた。 私にも注文したセルサージュが届いたので喜んだ。
飲んだのは買ってきてくれたアクアブルーロング3。 肴:エビイカ貝柱ゆで卵きゅうりレタスのサラダ、カレー、ナン
セルサージュ、土日を含まない中1日で福岡から届くって言ってたわりに、 土日を含んだ中1日で届いた。 しかもハンズで買うより3000円は安い。 99ショップで買ったアボガドが腐っていて「ふざけるな!」と思ったばかりだったけど そんな99円損なんて屁でもない。
でもセルサージュ、北青山ナントカクリニックの中条きよしみたいな医者が 著書でオススメしてたわりに、なんだか威力にインパクトがない。
あれは「パブリシティ広告」みたいなことなのかしら。 巻き込んでケガするって噂はなんだったんだ?私の脂肪の質が特殊なんだろうか。
とりあえず信じて続けよう。 痛ければ効果があるみたいな発想はむしろ勘違いだ。 万が一これで落ちたら脂肪吸引手術受けるより何十万もお得な話だし。
と思って、横になってセルサージュ使ってたら、いつの間にか寝ていた。 そして0時前に目覚め、24だの通販番組だのを音消しで横目で見ながらこれを打っているという、今この有様。
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