「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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私は小学校低学年から時々頭が痛くなるようになり、以降は頑固な便秘と過換気発作や貧血を繰り返すまま大人になりました。 私自身が自分の身体の不調を「自分の問題」として意識したのは27歳・長女を出産した後の拒食状態の自分に気が付いた時、そしてその気付きから更に 4年後、私は心の不調から医者に駆け込み「うつ病」という診断を付けられる状態となりました。その後の4年間、私は薬を持ち歩き、何かあれば医者に駆け込み「医者と薬に依存した人生」を送ったのですが、その中で「薬をやめたい」 と思えた理由のひとつは、心のどこかで自分の心のストレスが過去の虐待によるものだと感じていたからかもしれません。 自分の身体の不調をを医者を頼らず自分で取り組んでいこうと決めた後にも、過去と同じように頭痛や歯痛や慢性疲労などを繰り返しながら生きてきましたし、症状としては現在でも小さい形で私の中に残っていることを感じています。 これらの症状は、左半身に左半身に感じることが多いのですが、私には親からの虐待を主に左側から受けていたということ実がありますから、私は危険を感じると左半身を硬直させ危険から自分を守ることをして生きてきた経験を通して、現在も過去と同じ方法で自分を守ろうとするのだと思えます。
仮に歯痛などは奥歯をかみ締めることで起きるのであり、例えば私は2004年7月のロス留学時に酷い歯痛で辛い経験をしましたが、 「言葉が通じないことへのストレス」を感じていた私が「何とかなるね・・」という心になれた時歯痛がなくなったというようなことは、私の中では日常の出来事でした。つまり私の場合、外傷など直接の原因が無い痛みに関しては、筋肉の過度な緊張で起こることが多いと言えると思うのです。更に眼精疲労の延長で頭痛が起こることや、肩こりと歯痛と頭痛の繋がりなどは世間一般でも知られていることだと思います。 重複しますが、私がたびたび身体の不調を感じることになっていた直接の原因は過去の親から受けた虐待です。 その私が今、身体の不調の根本原因である心の傷を癒やす作業と共に取り組んでいることは体力作りです。 私は毎朝ストレッチと腹筋をしていますが、その時出来るだけ全身の力を抜き自分の呼吸を意識し、自分がどの位置に酸素・血液を運びたいのかを意識しながら取り組んでいます。このことは思考が飛びやすい私にとって、意識を集中させるための練習にも繋がるので、特に大切にしています。 もうひとつ大切なことは骨や神経を守る為の筋肉をつけることだと思います。その為に私は適度な運動を取り入れていますが、運動に関しても自分の身体の状態と相談しながら、ゆっくり優しく取り組むことです。
過去には・・。バスに乗れば不安に襲われ今にも飛び降りたい衝動に駆られ、デパートで店員さんと話をすると動悸がしていた私。その時の私に出来たことはトイレに駆け込み心が静まるのを待つことか、持っている薬を飲み込み時間の流れを待つことかのどちらかで、それでも外に出ることをやめなかったのは、「自分の生活の中に子どもが居る」という母親としての思いのみでした。
今、私が他者ではなく自分を意識し自分の心の状態を知り過去と対峙し続けていくことは、私の中にある 「自然治癒力」 をより豊かにするものだと確信しています。私は「自然治癒力」 を 「私の命を守る為に私自身に備わっている・私をより楽に生かそうとする力」 だと考えています。 そして私が 「自然治癒力」 を意識したうえでのさまざまな取り組みは、私自身が自分の心を一番大切にし、常に自分に優しく丁寧に生きていく為のひとつの方法です。
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