「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2004年07月25日(日) 夜の世界 肯定

 昨夜、玄関先で月を見るだけのつもりが、夜風の心地よさについつい足を延ばしていました。こうもりが夜空を飛んでいました。遠くを照らす街頭は夜の暗さの中でこうこうと輝き、黒いアスファルトの中に小さな石がたくさん光っていました。遠くでセミの鳴き声が・セミは夜でも鳴くんですね。昼とは違う町の空気、近くの家の中が見える。いたずら心でちょっとだけ家の中を眺めていたら、犬に吠えられちゃったから慌てて小刻みに走り逃げる。車が私を追い越して傍から風を感じました。あれ?走り去る車が起こした風よりも、自然に吹く風のほうが肌には心地よいんですね。だって車はエンジンを熱くして走っているから。空に星は見えるけれど、肝心の月が見当たりません。まあいいか、今日は夜風を感じられたから。私は夜も生きている。何時もいつも生きている。「私」として生きている。とは、昨晩の独り言・・。

 いつまでもいつまでも、自分を否定する私が居ます。プラスの動きをしている時でさえ 「つまらないことしてる」 と、覚めた視線で自分を・社会を眺めている瞬間を感じます。そんな自分に気が付けた瞬間にプラスの思考に切り替える。切り替えられた事を確認して喜ぶ事を繰り返し、ふと、「私は何時も同じ事を繰り返していることが多い」と痛感する。癒やさなければ、傷を癒やしていかなければ何時までも同じ事を繰り返してしまう。そうですね。癒やせた部分から新しい思考が広がってくるのだから、私はこれからも自分の傷を癒やし続けます。自分を一番大切にするために。16:00


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