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「生きていくのに大切なこと」こころの日記 DiaryINDEX|past|will
昨夜、玄関先で月を見るだけのつもりが、夜風の心地よさについつい足を延ばしていました。こうもりが夜空を飛んでいました。遠くを照らす街頭は夜の暗さの中でこうこうと輝き、黒いアスファルトの中に小さな石がたくさん光っていました。遠くでセミの鳴き声が・セミは夜でも鳴くんですね。昼とは違う町の空気、近くの家の中が見える。いたずら心でちょっとだけ家の中を眺めていたら、犬に吠えられちゃったから慌てて小刻みに走り逃げる。車が私を追い越して傍から風を感じました。あれ?走り去る車が起こした風よりも、自然に吹く風のほうが肌には心地よいんですね。だって車はエンジンを熱くして走っているから。空に星は見えるけれど、肝心の月が見当たりません。まあいいか、今日は夜風を感じられたから。私は夜も生きている。何時もいつも生きている。「私」として生きている。とは、昨晩の独り言・・。
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