「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2004年07月20日(火) 性 好奇心

 7月18日付け朝日新聞に、「性同一性障害」と自覚する方の講演会が名古屋で行われると掲載されていた。外見と違う内面をもつ人たち。私は以前から、性同一性障害と言う言葉が気にかかっている。

「性同一性障害」も「解離性同一障害」も、その根源は同じだろう。
とすると、どちらも 「障害」 ではなく 「傷」 なのだ。
私の中にも、女として生まれた私を否定された分だけ、彼らと同じ側面があるのではなかろうか。

そうだとしても、私はこれまでと同じように 「私」 の人生を歩いていけば良いと思う。8:30


  海で出会った一組の姉妹。年は聞かなかったけれど、小学校高学年かな。彼女達は私の一人遊びを傍で見ていた。 「何か見える?」 と聞いてきた。見えていたものは小さな魚と永遠に続く海の底。砂に埋もれたゴミさえも私たちには遊び道具。私は 「私」 の人生を、体の中心から湧き出る好奇心を使って楽しむ。彼女らもまた、自分の人生の一こまとして 嬉しそうに「私」 を見る。このひと時の 「空間」 の何処に辛さがあるだろう。子どもと遊ぶことがこんなに楽しい事を、私は今まで知らなかった。


過去に子どもと居た頃の、殆どの事は間違っていたんだね。私は自分の人生を放ったまま、子どもの人生を何とかしようとしていたんだね。本当は子どもの存在を疎ましいと思うことさえあったのに。その後ろめたさを隠すように、何かをかぶせてきたんだね。苦しかったから仕方が無いね。どんな過去も見つめていこうね。そこから何かが見えるから。22:00



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