「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2004年06月13日(日) |
いきもの。 星。 生。 |
久しぶりに休日の殆どを通して現実を生き、私は今日も又いつもと同じくらい素敵な日のように感じました。
突然ですが、私たちがこんなにも自分の命に対して執着心をもてたのは、私が “ いきもの ” として存在するからですね。そして過酷な状況を生きるだけで精一杯であったにもかかわらず、その中で私Mamoが自分の生に疑問をもてたのは、私が多くの人格に分けられていたからでした。
(決して、だから複数が良いということではありません。良いはずが無いのです) 普通、一つの人格がその環境に適応するべく自我が作り上げられていくようですが、私達の場合は無意識の世界で多くの人格に分かれていましたので、私は簡単に言うと 「 思考 」 の部分を受け持っていればよかったのです。
そしてそれはもちろん、私が“私”として生きられるように心の奥のずっと深い部分で望んでいたからなのです。
夕方空に輝く星を見ました。金星は青いそうですが、私の眼には朱色に映りました。反対の方角に土星がありました。土星は、海の底のような青い色に映りました。星は神秘的です。空に輝く星を見ることが出来て、えらく感動してしまいました。私はこんなに感動した理由が今も分かっていませんが、まるで初めて星を見つけた子どものように、本当に感動してしまったのです。
私がもし、庭に実っているトマトなら、トマトの甘さを持ち合わせ赤く熟れるべく生きるだろう。 私がもし、切れた小枝にくっついたサナギなら、蝶になるべく生きるだろう。 鉢植えのガーベラは、鉢の中では細く綺麗な線を出し、庭に植えなおされたら自然に負けじと茎を太らせ、何処にいようとガーベラとして生きるべく命を続ける。皆自分の命をただ生きている。ただただ生を全うするべく生きている。 私は私は人間で、何故なら人間として地球上に生まれたから。 私は人間として心を感じて生きていこう。 いつもいつも、これからもますます人間として生きていけるよう、傷を癒やし続けよう。
本当に大切なことは、 私が“ いきもの ” として生きることかもしれない。 そしてまだまだあるはず、本当に大切なもの。22:00
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