日英双語育児日記
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2007年03月10日(土) 力と技の風車がまわる

子どもたちの仮面ライダー電王ブームにつられて、私も、「お母さんの子どもころの仮面ライダーは、V3だった」などと、ライダー話に参加。

子どもも、なぜか「おかあさんはV3がすき」ということで、会話をしてくるので、いつの間にか「おかあさんはV3が【大好き】」というような感じで会話が進むはめになっている。

四歳児Sが「ちがうで、一番強いのは、仮面ライダーカブトと電王やで」などと、張り合いたがる。

五歳児Tは、むしろ、V3について、じゃあ、いろいろ調べて、お母さんに教えてあげよう、というかんじ。

「あーかーい、あかーいー」などと主題歌を私が何度も歌っていると、Tもいつの間にか覚えてしまった。たしかに、V3は、歌もいいのだ。

で、その歌詞のなかに出てきた「ダブルタイフーン命のベルト」だの「力と技の風車」だのが、何を指すのか、正月に買ってやった仮面ライダー図鑑をぱらぱらめくって、V3の写真や説明を見つけて、自分なりに解釈して教えてくれる。

今朝も、「おかあさん、おかあさん、わかったわかった」と大きな声で呼ぶので何かと思ったら、V3のベルトに、くるくる回る風車のようなところが、二つある、ということがわかったらしい。

そんなこんなで、仮面ライダーV3が、小さなマイブーム。



今日、図書館で借りた本のなかでおもしろかったもの。

『仮面ライダー昆虫記』

稲垣栄洋 著
実業之日本社 
2003年

著者はV3世代で、今はバイオテクノロジーの研究を仕事としていて、農業系の著書も何冊もあるよう。

で、幼稚園児の息子が、仮面ライダーシリーズを見るようになったので、「お父さんのころは、ダブルライダーとV3だった」と言って、話をあわせているうちに、かつての仮面ライダー熱がよみがえり、ビデオなどを借りてきて子どもと一緒に見るうちに、いろいろ発見があったという。

モデルとなった昆虫の生物学的特徴が、各ライダーにどのように反映されているかを、大真面目で(でも、読みやすい、娯楽読み物的に)書いている。まだぱらぱらめくっただけなのだけれど、おもしろい。


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