日英双語育児日記
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2006年04月14日(金) ナニー・マクフィーの魔法のステッキ

明日から公開の映画「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」のDVDを家で子どもたちと見ました。イギリスで秋に公開されたあと、DVDが出ていたのを、コリン・ファース目当てで買ってあって、私は一度見ていました。(いや、役柄としては、疲れた中年のお父さん、なんですが)

今日の夕刊には、この映画のほかに、映画の広告がたくさん載っていました。Tは、ドラえもんの映画の広告を見つけて、見に行きたいと言い出しました。

Tとは、秋に映画館デビューで「チャーリーとチョコレート工場」に挑戦して、まだ、チャーリーが工場に入る前の場面で「もう帰る」と言われて退散した経験があります。Tもそのことは覚えていて、「あれは、チョコレートの映画だったから、いやだったけど(Tはチョコレートを食べたがらないので)、ドラえもんなら大丈夫」と言って、行きたがりました。

そこで、対抗上、「おかあさんは、こっちのほうがみたいんだけどなー」とナニー・マクフィーの広告を指して言ったら「あ、これ、カートゥーン・ネットワークで(宣伝を)やってた」とTが言い、ちょっと興味を示しました。それで、「じゃあ、DVDあるから見る?」と言ったところ、見るというので、見たのです。

Tが飽きないように、かなり横で説明をしてやりながらでしたが、なんとか全部見ることができました。90分以上ある、知らないストーリーを、よく見られたとちょっとびっくりしました。

Sは半分くらいで、退屈して他の遊びを始めたりしましたが、それでも、近くでうろうろしていて、「あ、おとうちゃん、かえってきたなぁ」「あ、スノーマン」などと、随時反応していました。

妻に先立たれた男(コリン・ファース)と七人のやんちゃな子どもたちのもとに伝説のスーパー・ナニー、ナニー・マクフィー(エマ・トンプソン)がやってくるところから話は始まります。そのあたりの説明を、「ナニーっていうのは、保育園の先生みたいなものね。おかあさんが死んじゃったから、だれか、子どもと遊んで、面倒みてくれるひと、探してるの」などとしていました。

Tが一番こだわったのは、「おかあさん、どうして死んだん?」「なんで死んだん?」「どうやって死んだん?」というところで、何度も聞かれました。うーん、そこは、悲しいから映画にはないんだよーと説明しましたが。今、ちょうど、「しむ」こと(「しぬ」をまだ「しむ」と思っている様子)が気になる年頃のようです。本当に何度も聞いていました。

映画が終わった後、「でも、おかあさんは、しなへんよ。げんきよ。」と言っておきました。心配しているといけないので。

どうもTは、これで、ナニー・マクフィーを見れば、映画館に見に行く候補がドラえもん一本に絞られるーと思ってがんばってみた節も、なきにしもあらずです。。でも、途中で、たいくつだったら早送りしようか、というと、しなくていいと言っていたけれど。

DVDは英語で、それ自体大きな問題なかったようですが、言語の問題というよりも、キャラクター設定や物語のパターン、進み方、などの理解がまだまだ難しいようなので、そのあたりを中心に説明しました。

たとえば、「ねこなで声を出して子どもに優しいふりをしているけれど、本心はそう思っていない大人」とか。「いたずらな子どもに対して、厳しくびしびししつけるけれど、本当は、子どものことを一番よく考えていて愛している大人」とか。そういうキャラクター設定は、いくつも物語、映画に触れるなかでわかるようになってくるのでしょう。

それにしても、(子ども向け映画とはいえ)自分のために買ったDVDを子どもといっしょに見られるとは。感無量です。


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