*ハナビヨリ*住宅ローン返済日記
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2003年07月07日(月) |
優しい彼に感激☆したのでした |
午前9時過ぎ、公衆電話から着信あり。 訝しんで取らなかった。 昼休み、またもや公衆電話から着信あり。 訝しみつつも、出てみた。 彼からだった。
「どうしたの?」 「いや、仕事で携帯の電波の入らないところに来てて」 「そうなん?」 「うん。で、メールでけへんから電話しとこう、思って」 「…ありがとう」 「うん、今日は忙しい?」 「まぁまぁかな」 「じゃ、またね」 「うん、頑張ってね」
私たちは毎日1〜2回メール交換をする。 天気の話とか、仕事の愚痴とか、 内容はたいしたことないのだが、 大袈裟かも知れないけど、 彼と私はこのメールでお互いの存在を確認し、励みとする。 今日はメールできないから、と、 わざわざ公衆電話から連絡をくれた、彼。 驚いたけど、その気持ちが言葉に出来ないほど嬉しい。
もともと私が心の拠り所を 欲しがったことから始まった習慣なので、 少なからず、彼にとっては負担だろう。 でも、つきあい始めた当初から、ずっと続けてくれている。 私は彼のそういうところが気に入っている。
自分よりもあなた。 彼はその「あなた」が誰であろうと、 自分よりもその「あなた」を最優先に考える人だ。 私には真似の出来ない考え方、 とても尊敬している。
人はどうしても自分よがりになりがちで、エゴイストだ。 彼のように笑顔で 「みんなが喜んでくれると嬉しいから」と言いながら、 20人が参加するバーベキューの全ての準備を、 たったひとりでする人は珍しいと思う。 私なら「みんなも楽しむなら、ちょっとは手伝ってよ」と、 怒る。(実際、怒ったし)
そんな彼は、きっと人から 「お人好し」とか 「いいように使われてるだけなんじゃん?」 とか言われるんだろうな。 でも、違うよ。 彼のような気持ちの優しい人は、そう滅多にいない。 彼の優しさは、ほんものだもの。 年をとって今際の際に「彼と一緒になって良かった」と言う、 自信がある。 悪いけど、私はツイてる。
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