いわゆる「還付申告」なるものをしてきました。俗に言う「所得税を取り返す」という行為です。自分は2箇所から給与を得ているのですが、年末調整は1箇所からしか提出できません。ってことで、もう一つの職場で支払った所得税の還付に出かけたわけです。確定申告は今年は2月16日からですが、還付申告については1月から申請できるんですねー素晴らしい。
もしYahoo!とかで検索してこの日記にたどり着いた方のために、自分の状況を以下に書いて起きます。個人情報の流出…って騒ぐ程ではないんで、垂れ流します。
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●異なる2つの事業所から給与を受けている。 ●うち1つの事業所については、年末調整済。 ●どちらの事業所からも、所得税が天引きされている(ひぇー)。 ●どちらの事業所からも、源泉徴収票を受け取っている。 ●一方の事業所からは100万円くらい、もう一方からは25万円くらいの収入。 ●国民健康保険、国民年金を支払っている。 ●国民年金の控除証明書は、年末調整時に添付提出済。 ●国民健康保険の控除証明書(※)は、手元にあるが未提出。
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こんな感じです。源泉徴収票が勤務する事業所の分だけ持っていないと、何もできませんよー。と諭すように言ってみる。実は2つ目の事業所からいつまで経っても源泉徴収票が送られて来なくて、「ひょっとして年末調整をしていないから貰えないのかな」などと勝手に思って税務署に行ったら、「源泉徴収票が2枚ないのでダメー」と追い返された経験あり。浅はかでした。反省。
持ち物は、以下の通り。
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●勤務した全ての事業所発行の源泉徴収票。 ●銀行印(必ず銀行印!)
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これだけで十分です。税務署のサイトを見ると「電卓」だの「のり」だの書いてありますが、うちの税務署には設置してありました。あと国税庁のサイトに「確定申告書等作成コーナー」ってのがあります。ここで書類を作成できるので、税務署に行って出すだけの優れもの…ですが、ぶっちゃけ意味が分かりませんでした。でもですね、後から分かったことですが、ここで頑張って書類を作成する必要は全くありませんでした。てか「書類は何も準備して行かない方がいい」。
というのもですね、このサイト、繰り返しになりますが「マジで」おっしゃっている意味が全然分かりません。知識なくてごめんね…でもほんと意味不明。申告書は用意せずに税務署に行ってしまいましょ。税務署職員には申し訳ないけど。
で、税務署に行きます。うちの税務署の場合、申告書作成のための特設会場が用意されていたので、そこへ乗り込みます。自分の場合、席について「所得税の確定申告の手引き〜確定申告書A」なる冊子と「確定申告書A」とにらめっこ。これも意味不明…。だって、源泉徴収票が2枚の場合について何も書いてないんだもの!係りの方を呼んで「ここは2枚の合計でいいんですか?」「ここは…」と聞いたところ、「コンピュータで入力しちゃいましょう」ということに。ラッキー。手書きしなくていいみたい。そして電卓で計算しなくても、勝手に計算してくれる!これは優れもの。タッチパネル方式になっております。1枚目の源泉徴収票を入力、2枚目の源泉徴収票を入力、合算された確定申告書が印刷されて出てきます。自分で手書きするのは、住所、漢字氏名、押印、性別、世帯主氏名、続柄、電話だけ。あとは全て勝手に計算&印刷、さいこーう!あと2枚の源泉徴収票と国民健康保険の控除証明書を第二表の裏にのりで貼り、あっと言う間に終了しました。
何となくですが、途中まで手書きで頑張って計算した人は、最後まで手書きでやって貰う様子です。会場では何人かのおっちゃんおばちゃんらが頑張って電卓で計算してましたよ。コンピュータでは対応できないパターンもあるんですかね?よく分かりませんけど、もし還付申告に行かれる方でこの日記を参考にされる方は、係員に「会場のコンピュータでもできるって聞いたんですけど」って聞いてみるといいかもです。還付申告が10分で終わりますよ(手書きだと手計算なので、結構な時間がかかると思いますよ)。
最後に、いくら戻ってきたかですけど。10,575円も還付されるようです。還付申告して良かった。あたしゃ2〜3,000円くらいかと思ってましたよ。
所得税、高い…。
***追記***
※国民健康保険の控除証明については、廃止されたような気がします。
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