シネン - 2005年07月09日(土) 「じゃあ、どういう意味なんですか?はっきり言ってください。 そんなにもったいぶった言い方されてもわかりません。 シネンが思念じゃなくて、他の何になるんですか? シネンがマッシュルームになるわけじゃないでしょ? それともシネンはウェットティッシュになるとでもいうのですか?」 「思考力の低下とは恐ろしいものじゃ」 「無知って悲惨ね」 「思考力とか、無知とか訳のわからないこと言ってないで、わかりやすく説 明してください。」 「だから、無理じゃと言っておるだろうが」 「なぜですか?あなたたちは物分りの悪い青年のための説明の言葉すら持た ないんですか? あなたたちが思考について正しく理解し、思考力が低下していなくて、 無知じゃないとしたら、何か言う言葉くらいあるんじゃないんですか?」 「あなたたち、と呼ぶのはやめてくれんかの」 「えぇ、あなたたちではないわ。」 「やれやれ。わかりました。従いましょう。何を言っても無駄でしょうから。 それじゃ、ご老人と、お嬢さん、あなたたちの全知全能のお言葉によって、 わたくしに啓示をあたえたまえ」 「それは冗談のつもりか?」 「悪くないわね。」 「はあ、もういいですから、なんとか言ってください」 「お主、昨日と今日の違いを言えるか?今日と明日の違いなら言えるか? 昨日と明日の共通点が解るか?」 「そんなの24時を過ぎるか過ぎないかの違いなんじゃないんですか?」 「お前は馬鹿か。わしが言っておるのは時間の概念ではないわ。 そもそも時間なんていうものは、人間が勝手に決めた尺度にすぎん。 そんなもので宇宙の真理を語られてもわかるわけがなかろうに」 「僕は別に宇宙の真理について話をしているわけではありません。」 「そんなことはわかっとるわ」 「あなたは、バナナがおやつにはいるかどうかわかる? パフェとサンデーの違いが言える? サランラップは燃えるごみか燃えないごみかわかってるの?」 「それになんの意味があるんですか?」 「意味?そんなものはないわ。だいたい、バナナがおやつでもそうじゃなくても あまり差はないでしょ。 そういう風に区分けされているの。 そういう事実があるだけなの。この手のことはただそこにあるだけなのよ。 だから、意味はないのよ」 「ということは、昨日や今日や明日の違いも重要じゃないんでしょ?」 「それは重要よ」 「それは重要じゃ」 「えっ?意味が解りません。僕にはもうついていけませんよ。」 続く・・・ ...
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