今年の伊東屋帆船模型展は、終了直前にしか行けず、今からではもう事後報告になってしまいますが、遅ればせながら、今年の展示物から、この時代の英国艦船好きには面白かったものを、ご紹介です。他にも様々な時代の素晴らしい作品が沢山ありましたが、あまりのも多数に及ぶので、残念ながら、今回は同時代の、それもちょっと珍しい視点の模型のみ…ということでお許しください。ビクトリー号の艦載艇。ビクトリー号そのものの模型は、模型展では何度も拝見していますが、艦載艇の模型はちょっと珍しく、細部も精巧に再現されています。レゾリューション号:ボライソーシリーズなどによく登場する18世紀のカッター艦ですが、まっぷたつにされているので甲板下の様子がよくわかります。ギャレーのストーブや、水兵さんたちの食事テーブルなども再現されているのが嬉しいところ。