Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
エリザベス一世の映画とドラマ
英国海洋小説ファンにとっては、やはり、エリザベス一世と無敵艦隊の時代は特別なのでしょうか?
シェカール・カプールの「Elizabeth : the golden age」 続編作製の発表があった後、ぱたりと情報が途絶えていましたが、米国パトリック・オブライアン掲示板をチェックしていたら、英国ガーディアン紙の3月13日に記事が載っていたことを知りました。
the Guardian 2006.03.13 http://film.guardian.co.uk/news/story/0,,1729618,00.html
これによると、来月からケンブリッジとイーリーでロケが始まるとのこと。 物語は前作から15年後に始まり、アルマダ前夜までを、エリザベスとスコットランド女王メアリとの関係に触れながら描いていくとのこと。 メアリを演じるのはサマンサ・モートンだそうです。これは楽しみですね。
それにしてもオブライアン掲示板の皆様ときたら、この記事を読むなり無敵艦隊の話で盛り上がり…、あぁまったく海洋小説ファンときたら、洋の東西を問わず…、 でも、 「一隻の艦がホーン岬をまわって太平洋に行く映画でも1億ドル以上かかるのだから、アルマダの大艦隊が本当にできるわけないじゃないか」 という理性的書き込みがあってみなさま現実的になったようです。 やれやれですね。ま、私もアルマダ海戦はあの映画の本筋ではないと思うわ。
でもこの映画、imdbのデータベース(http://www.imdb.com/title/tt0414055/)では以前ペンディングのままなんですが、本当に大丈夫なんでしょうか。 ベタニー&コネリー夫妻+ジュード・ロウの「ブライズヘッド再訪」だって、タイムズ紙でロケの話が出ていたのに立ち消えになってしまってますから。 無事、撮影が進むことを祈ってます。
ところで、すでに放映が始まっているBBC2の長編テレビドラマ「エリザベス」(航海長とネイグルが出演している:1月18日の日記参照)は、オブライアン掲示板の書き込みによると、なかなか評判が良いようですよ。 DVDが出ることを期待したいと思います。
2006年03月19日(日)
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