セキセイインコ ゴン助の精巣腫瘍闘病記録
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2002年10月17日(木) |
25 少し眠りがちではあるが.... |
仕事で静かにしているとゴン助がねむりっぱなし。 昼も夜も。話し声や音楽がかかると起き出してくる。
寒くなって来たせいか。 保温にいっそう気を配ることにする。 食欲は変わりない。
くちばしが伸びた気がする。イカの骨をかじらない。 そのかわりシャツをくわえて引っ張って遊んでいる。 遊ぶ気力はまだまだあるようだ。
先日,実家の犬の兄弟が死んだ。これで私の犬だけになってしまった。 その犬は癌だった。発病してあっという間に、痩せ衰えて亡くなった、と聞いた。 年令は14だったので天寿、とも言えるのだろうが、亡くした飼い主のおばさん (親戚なのです)は寂しい事だろう。 同じように腫瘍を抱えていた。 ゴンと同じ。
生きている間は闘いだ。死ねばやるせないが、半分心中では『お疲れさま、 よくがんばったね』と言うべきなのかもと思う。 かつて不注意で犬を死なせたり、散々失敗してきた。 苦い思い出もたくさんある。 そんな中、お疲れさま、と送ってやれたとしたらそれが一番ベストな 一生なのかもしれない。出来れば、ごめんね、とは言いたくない。
死ぬ瞬間まで、楽しんだり、歌ったり、踊ったり。 お疲れさん、またいつかおいで、としか思いつかない。悲しいのは別として。 実際ゴンは数代目なのだ。似た雛を選んでは飼っている。
なんだか、ぐるりと回ってずっと同じ奴がいるような気がしている。 魂というものがあるのならば、心だけをゼロにしてまたやって来る。 そう思いたい。もちろん、ろくな飼い方をしなかったなら、『ちきしょお! 二度と来るかあ!!』なのだろうが。
...しかし。本当にいつもこいつは、歌っているとき楽しそうだ。 うけけけけけ!!!と首だけの鳥のおもちゃを蹴り倒して喜んでいる。 具合がそんなに良くない時でこうだ。 敬意を払って名前を追加してみた。
ストロングゴン助。
今日もまた生き延びた、なんて何かのフレーズにあったような。 ゴンを漫画にした事がある。変だが。
三度笠に鋼鉄の長楊枝。馬よりでかい。 油断するとデコに楊枝を突き刺してくるような凶悪インコ。 二刀流を使う。容赦無し。(HPのご案内ページに一枚だけ アップしている。あまりにも阿呆なのでセリフは抜いた)
地獄のゴン助三度笠。ヘル・イエロー。 飼い主は大バカヤロウである。
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