セキセイインコ ゴン助の精巣腫瘍闘病記録

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2002年10月15日(火) 24 青菜

プランターで立派な青菜がとれた。大きな葉、きれいな色。
人間が八百屋で買うようなもの。
さっそく一枚ゴン助にやってみた。
これでしばらくつまみ菜を買わなくてもすむ。朝の薬のあと
目の前に置いてみた。

いつものように投薬で、ぐええ、ぐえ、とわめくゴン助。
ご機嫌は思いっきりななめだ。
ぶす、とブランコにふんぞりかえるゴン。

人間の掌大の立派な青菜。青菜と見れば突進して食べまくる
ゴンには満足の行くシロモノのはずだ。


........で。

ゴン助、飛びかかった!!
足をかける。むんずと掴んで雄叫びをあげる。
蹴りを入れたつもりが、足が葉を突き通してひっかかっている!
怒るゴン!なんじゃ、お前はー!!

怒り狂って足でかきまわす。
すっぽ抜ける足!
体勢を整えると、嘴での攻撃に切り替えた!
むきー!!!

そのまま頭ごと突っ込んだゴン助、葉っぱの穴にすぽり。
エリマキゴン助。そのまま抜けねえ、と暴れ回る。
なぜか、ぷるぷると羽を震わせて水浴びモードに入っていた。
葉を喰い破りながら、羽つくろいをしている。


いいからとっとと喰えー!!


投薬、胃薬、抗生物質、飲み水には肝臓の薬。
腫瘍は大きいが、元気なのは変わりない。
足も今のところ痛みだしている気配はないようだ。

昼間眠る事が多くなった。
そのぶん深夜起きて、騒ぐ。近くにいないとすぐ呼ぶ。
昼間寝るのは問題ないそうだ。もっとも夜間や寒い時は
ライトをつけて保温するのでかなり明るい。
これは寝れないだろう、と思っていたらちゃんと寝ていた。
人間が寝静まってあたりが暗いと寝るようだ。

頭を背中に突っ込んで眠っている。
保温方法は、今の所万全。
これから寒さがきびしくなってきたら、水槽で飼う事をすすめられた。
アクアリウムゴン助。
下にカイロを敷いてライト。
留守中ライトはこわいがカイロを敷いて、暖かいうちに布を水槽にかけて
空気の暖かさを維持させれば、良いそうだ。

当然あまり長時間は留守にできないが。
虫みたいで、なんだかなあ、とも思うが雛の時はペットショップなどでも
水槽(虫用のプラスチックタイプ)に入っていたっけ。
私はワラのフタつきの巣に入れていたが。

当時ゴンは閉めておいたフタを頭突きで、開けていた。
ゴン助、正式名称は「ゴジラの助」である。
怪獣みたいな奴だったので。頭突きで開けてぎゃあああ、ぎゃああと
鳴いていた。ガメラを観た後だったらイリスとかギャオスにしていただろう。
ぞんざいである。ごめん。ゴン助。


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