umityanの日記
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2016年10月14日(金) 別荘での宴会の模様(5)。

五人が部屋に集合した。皆、一風呂浴びて、部屋着に着替えていた。部屋着はガウンである。旅館で着るような浴衣とは違う。なんだか、ガウンを着るだけで、ジェントルマンになった気分である。だが、しかし、ばっと、その実態は田舎からやってきた、とっちゃん坊や達。格好だけで見かけは随分と変わるものだ。

昼食は畳敷きだったが、ここでは丸テーブルに椅子である。ネズミ男君が、テーブルと椅子を見るなり、「こりゃあーー、相当に上等な家具だぜ」という。彼は、サラリーマン時代、多くの家具関係の会社と取引が有り、家具については、相当に詳しい。僕ジャイアンは、彼の紹介でダイニングテーブルを安く買わせてもらった経緯がある。有りがたや、ありがたや。今も重宝している。

おっと、話が脱線した。椅子に座るなり、のび太君と、随行者の二人が、焼き肉の準備に取りかかった。ガスコンロに鍋をかけ、肉を入れる。ネズミ男君とジャイアンは、もっぱら彼らが用意した具を、鉄板に放り込む役。時折、味見なんかして、のび太君に「おいおい、まだ早いぜ」と、しかられる。

機が熟したところで、持ち込んだ缶ビールで乾杯だ。そうそう、実はこの日の数日先が僕、ジャイアンの誕生日だ。乾杯する前に、皆で、ハッピーバースデイの歌を歌ってくれた。この歳になって、なんだか気恥ずかしい思いだ。プレゼントは、この旅が終わってからくれるらしい。うれしさで涙が、ちょちょぎれた。プレゼントの話は後日に書こう。

とっちゃん坊や達は日頃食べない上等の肉を、我が先にと、つついた。ビールの次にワインを開け、ワインの次は焼酎だ。それにしても、皆よく飲むぜ。頃もよく、カラオケタイムとなった。のび太君が自宅から持参したカラオケ器具を大型テレビに接続し、「さあーーーーーいきまっせ」と、カラオケの所有者たる、のび太君が先陣を切った。ネズミ男君やジャイアンは点数が出ないと燃えない。点数制に切り替えた。のび太君は甘いムード曲を歌いきった。なななんと、初っぱなから、99点をたたき出した。

いみじくも、ねずみ男君が言うではないか。「そういえば3月頃、のび太君の事務所横で花見をしたとき、90歳を過ぎた、おばあちゃんも90点を出したなあーーーーー。この機械、点数に甘いんじゃなあーーーい」って。うんんん、そんな気もしないではないか。

おっと、忘れていた。僕ジャイアンは変装グッズを持参していたんだっけ。早速取り出して、皆に披露。付けひげ、数種類のカツラ等がある。これを装着し、カラオケを歌う。皆、爆笑だ。おまけにカラオケの点数も皆、90点台。やはり機械がおかしいか、さもなくば、僕らが歌がうまいってことか?。ただ、一つだけ不満を言えば、得意の曲の歌詞カードがないことだ。我慢、我慢で、宴会は夜遅くまで続いた。

さああ、明日は、いよいよ、軍艦島(大仏島)へ上陸する。天気が心配だ。少々の雨でも上陸できるんだろうか?。そんなことを考えながら、お開きとなった。







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