umityanの日記
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2016年07月09日(土) 暑さに負けてはなるまいて。

七夕も何事もなく過ぎた。昔はそれなりに、清いお願い事をしたものだが、最近は、欲深いことばかり願っている。たとえば、「宝くじで一等賞が当たりますように・・・」とか。そうそう、先日、サマージャンボが発売された由。買わなくちゃーなるまいて。実は5月頃だったか、ミニジャンボ宝くじで、3等賞があたったのだ。当選金を見てみると、あっと、驚くため五郎だ。4千円なり。ええーーーっ、と我が目を疑った。「えらく当選金が低いなあーー」と思ったわけである。4等賞が300円で、3等賞が4000円ってわけ。30枚買っていたので、回収額は4千900円。まああ、半分近く取り戻したからよしとするか。

てなわけで、「今度はやったるでえーーー」と鼻息を荒くして購入の機会をうがっている。ネズミ男君も、買うようだ。彼は変わり者で、買った宝くじの当選番号を年末まで確認しない。夢を大きく持ち、年末に大笑いしようってわけか。年末になると、銀行へ赴き、一括、機械にかけるそうだ。「ところで今までの成果は?」と、聞いたことがあるが、「はずればかりたい」と、苦笑いしながら言った。僕は「勝ったぜえー」と、思わずほくそえんた。高額当選をしたなら、お互いに融通し合う約束をしているが、うんん、どうかなあーー。急に無口になるやもしれぬ。

宝くじの話はさておき、昨日は朝からかなり強い雨が降った。ネズミ男君とコーティングを施した屋根瓦から雨漏りがしないか、廊下にバケツを置いた。おやおや、少しばかり雨漏りがするではないか。耳を澄ますと、天井に「ポトン、ポトン」と、しずくが落ちている音が聞こえた。廊下まではしずくはたれないが、その夜は雨漏りが気になって、何度も目を覚ました。

幸い今日は雨も止み、かんかん照りだった。即、ネズミ男君に電話し、来てもらった。うんん、「おかしいなあーーー」と、彼は言いながら、屋根に登り、めぼしき箇所に再度、液を注入していった。僕、ジャイアンは二階の部屋から屋根に降りたが、素足だったので、灼熱の太陽で熱をため込んだ瓦が、僕の足の裏を焼けこがそうとした。「あったたたあーー」と叫ぶと、ネズミ男君が笑いながら、「あんた、やけどするばい。靴を履かなくちゃ」と、忠言してくれた。ありがとさん。彼は長靴を履いていた。まるで、忍者のように器用にあちこち、歩き回る。さすが、田舎のネズミだぜ。都会のネズミには無理だぜ。負け惜しみで、僕はそう思った。

小一時間ばかりで、作業は済んだ。のどを潤して、しばらく休憩だ。せっかくだからと言い、次に雑草刈りに及ぶことにした。庭の梅の木の近くや、生ゴミ捨ての容器がある場所の草が、縦横無尽に伸びていた。数個ある生ゴミ捨ての容器の姿はすでに見えなくなっていた。二手に分かれて、ランボースタイルで、雑草たちをなぎ倒した。雑草刈りは、どちらかと言えばジャイアンの方がスピードがあり、早い。まあ、ネズミ男君に言わせれば、「あんた、雑だからなあーー」と言う。確かにそうかもしれない。彼は料理の皿をなめ尽くしたかのように、きれいに刈る。従ってスピードが遅いわけだ。

まああ、そんなこんなで、雑草刈りも1時間ばかりで終えた。明日からは雨の動向に気を配りながら、過ごすことにしよう。ネズミ男君も結果を聞きたがっている。ネズミ男君へのお礼に、沖縄の友人から送ってきた、紅芋でこしらえた焼酎を1本あげた。僕も飲みたかったんだが、まああーいいいか。


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