umityanの日記 DiaryINDEX|past|will
いやああ、不思議だ。約束どおり風邪気味の体で焼酎とやらを飲んだら、効果覿面。すっかり回復してしまった。というより、一見客の誰かに移したのかもしれない。そういえば僕の隣に座った友が、えらく咳をしていたっけ。昨夜は7時ごろから行きつけの小料理屋へ行った。すでに数人の先客が座敷にいたが、僕たちはもっぱらカウンター。「僕たち」と書いたのはこれからやってくる仲間はみなカウンター仲間だからである。10人程度すわれる。やがて三々五々と顔見知りがやってきた。僕たちは、「わおーー」と小躍りして喜び合う。ママさんは「いらっしゃい」といつものリップスマイル。「かもよ、こいこい」と飴玉みたいに大きな両目が、開いたり閉じたりしている。僕が冗談で「ママ、百円玉の目が笑っているよ」というと、返ってくる言葉が憎いじゃありませんか。「なんということを。ぷん。せっかく言うなら五百円玉にしてよ」。ここでひとしきり大笑い。僕たちはいつも「ほいこら、ほいこら」と、魔法にかかったみたいに、その深い闇の中に吸い込まれてしまうのだ。皆、家に早く帰りたくない症候群なんだろうか。山ノ神がそんなに怖いのだろうか。職業は皆違う。利害が、からまないから僕たちはうまく行くのだろう。「一見客の忘年会をいつすべっか」と言う話になり、11月15日に決定。当、小料理屋の二階に25.6名入る座敷がある。今年で三回目の一見客忘年パーティーだ。ふっと僕の脳裏によからぬ考えが浮かんだ。どおせやるなら、助っ人としてピチピチの女性陣を招待して、マンツウマンでいこうぜ、ということだ。金も相当かかる。僕も僕である。昨年の痛い目をを忘れて、またやろうというのか。まあ、これも僕の性分。人が喜んでくれるなら身銭きっても、やらねばならぬ。とめてくださるな。ということで、今、思案中である。
|