umityanの日記
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2001年10月28日(日) シュワチャン、最高!!!

昨夜はターミネーター2をテレビで見た。何度みても面白い。頑強な肉体を持ったアーノルドシュアルツエネーガー主演の映画である。何故か、アクションやらカンフーの強い人にあこがれてしまう。ジャッキーチェンやらブルースリーもそうである。男は虚構とは分かっていても皆、強い彼らに憧れをもつのだ。あの切れの良い格闘シーンで戦っているのは、いわずもがな、主人公と一体となった僕自身である。勧善懲悪の世界で、必ずや正義が勝つことが、分かってはいても、勝つまでにはいろいろと苦痛にあえぎ、涙も流さねばならない。そして最期に正義が美酒に酔うのだ。わおおおおお、たまらない。願わくば美女のお酌を!!!。それは脱線と言うもの。調子にのってはいけない。
昨夜の映画は、近未来を救う少年を守るためと、少年を抹殺する目的をもって、近未来から送り込まれた二人のサイボーグが激しいバトルを展開する内容である。一方はアーノルド演じる初期型のサイボーグ、かたや、最新型のサイボーグ。まともにやると、当然新型が強い。ただ、心を学習しなかったのが悲劇だった。アーノルド演じる旧型サイボーグは主人である少年との会話を通して心を学習した。人間の笑いや涙の意味を理解したのだ。かたや、銀と鉛の合金みたいな物質で出来た新型サイボーグは冷血、卑劣、他人に化けるのが得意な変態みたいな奴である。何度も再生して、ハイエナみたいに追ってくるのが憎いではないか。いい加減にしろよと言いたくなるが、スクリーンの世界では仕方がない。最終的には心の差が勝因と敗因を分けたと言って良い。僕はそういう風に理解した。最期のシーンは涙無くしてどうして見れようか。アーノルドはサイボーグの駆動チップをもっているため、そのことが近未来の人類に破滅を生じさせることになると告げ、みずから、命をとかす液体の海のなかに沈んでいくのだ。液体の中から最期に突き出た親指が印象的だった。その姿を涙で見送る母と息子。さすがにアメリカ版映画である。泣かせるぜ。秋の夜長、こういう映画を堪能できる僕って幸せ者なんですね。


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