umityanの日記
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2001年09月14日(金) 僕はジュニア、それともシニア、はたまたミドルエイジ

最近、友人から仕事を頼まれた。何でもシニア、それも60歳以上を対象にしたNPO法人をつくりたいとのこと。「へーーーー、ところでシニアをいれてどんなことををするの?」という会話から始まって、結局、引き受けることにした。予算も皆無とのことで、「ボランティア」を期待して僕のところへ来たのだろう。この仕事ははじめての試みであったが、要件さえみたせば基本はどれも一緒。引き受けた以上、プライドがあり、早速、朝からとりかかり、夜の9時ごろまでかかって一日で書類を仕上げた。ほとんどたたき台が出来ていたので、実は以外と楽であった。分からないところは、さすがにインターネットの検索。あちこち探すと、でてくるわ、でてくるわ、痒いところに手が届く情報の山。世の中には親切な人がわんさといる。ありがたや。ありがたやである。まわりから、「日ごろになく真面目に仕事をやっているね。大丈夫?」と心配されたが、こちとらはプロ、何も心配される必要はない。さすがに疲れたが、まあ、自分でも頑張ったと思う。仕事をしながら、「日本のシニアも幸せだぜ」と、ふっと思った。いくら齢を重ねたからといっても、ただ生きているだけでは、意味がないだろう。やはり、「生きがい感」を持っていきてこそ、充実した人生というもの。その手伝いを友人はしたいというわけである。発起人の顔ぶれをみるとそうそうたるメンバー。僕の出身大学の名誉教授が発起人の代表である。そういう事情も仕事を引き受けた一つの理由である。僕自身が会員になるかどうかは、今、思案している。時々思うことだが、日本は、あまりに組織とか、何何会が多すぎる。いつも寄ってたかって何かをやっている。もちろん一人ではまとまった何かをやろうとしても出来ないので、仲間が集まってするのはいいことではあるが。それにしても、多すぎるのではないか?。「人間って淋しい動物なんですよ。あなたはまだ、お若いから、それがわからないのよ」。どこかの、おばさんから、言われそうな言葉である。ジュニアであれ、シニアであれ、もっと組織やら会を選択して、本当に自分のやりたいこと、ためになることに限って参加すべきだろう。「余計なお世話」と言われそうであるが。そういう僕だって、実は淋しがり屋のミドルエイジなんです。何のこっちゃ。笑っちゃいますね。


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