umityanの日記
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2001年09月06日(木) 秋雨の降る今日は絶好調

昨夜から秋雨前線とやらで、こちらは水浸し。今日も終日、雨。こんなことなら、あの暑い夏の真っ盛りに降ってくれたら良かったのにと思う。「人間って本当に勝手なものだなあ」。思わず一人笑いをしてしまった。ただ、僕は雨は好きである。もちろん暴風雨は例外。しとしと降る雨はどことなくロマンチックで、「これなら濡れていこう」ということになる。まず、僕は傘を持ってでかけない。というより、いつも車のトランクには一本はいっているのだが、土砂降りの日以外は、この傘が外にお目見えすることはない。とりあえず、「備えあれば憂いなし」ってとこである。今日は、霧にむせぶ山道をクライアントの事務所を目指して走った。たわわに実った柿が、車窓に迫る。「あれは甘柿か、渋柿か?僕に食べてもらいたいのか」。ふっとよからぬ考えが頭をよぎった。山って本当に気持ちがいい。空気がきれいで、緑が目に優しい。これから日増しに紅葉がすすみ、「枯葉散る夕暮れは・・・・・・・」とかなんとか、誰かさんの歌にあったシーンとめぐり合うことになる。今から楽しみである。仕事がうまく行ったときは、今日みたいに、「人生ってたのしいなあ。この季節は最高」と、ひとりで小躍りするのだが、一旦、つまずくと、「人生って悲しいなあ。はやくこの季節が過ぎて欲しい」と、肩を落として、当り散らす。人間だから、こんな喜怒哀楽がもてるのだろう。僕はこんな自分が好きであるし、人間で生まれて来たことに、本当に感謝したい。願わくば、生まれ変わる時も、人間でありたい。生まれ変わりがあるのか、ないのかは知らないが。絶好調の今日でした。


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