umityanの日記
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2001年08月22日(水) |
お盆が終わって秋ですか? |
お盆が終わり、秋の気配を感じるようになった。残暑のなかに、そわそわした風がほほを打つのだ。やっと優しい季節がやってくるのだ。枯葉をみながら、もの思いにふけるのも、これまたおくゆかしいではないか?。毎年のことながら待ち遠しい。かといって待ち遠しくないものもある。台風だ。残暑の特徴とも言うべき台風。今、大型の台風が日本列島を襲っている。人間が築いた文明を一瞬のうちに廃墟に変えてしまう、まさに生きた化け物。 そう言えば6−7年前だったか、化け物が当地を襲った。瓦はとび、窓ガラスが割れ畳は雨でびっしょり。一晩中、恐怖におののき朝を迎えた。見るも無残な姿。「神よ仏よ、あなたまで我々を見捨ててしまったのか」と叫びたい心境だった。やっと復興して一安心とおもっている頃、再び災いはやってくる。今度の台風なんかそうだろう。人間の英知をあざ笑うがごとく、日本列島を縦断した。昔、僕は思ったものだ。台風をやっつけるには、逆回りの渦巻きを作って、台風にぶつけて、中和させればいいのではないかと。「目には目を歯には歯を」である。言葉で考えるのは簡単だが、実現不可能なことではしょうがない。とりもなおさず、人間と自然の戦いは、未来永劫に続いてくだろう。おっといけない。こういう考え方はいけない。戦いではなくて自然との共存共栄である。自然ともっと仲良くなれる方法を科学は考えなければならない。台風も、地震も雷も皆、友達。たまには遊びにこいよと笑顔で言ってみたいものだ。
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