umityanの日記
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2001年07月02日(月) 手紙書いていますか?

島に単身赴任している友からメールがきた。そっけない内容だ。今度、集まらないかとの誘いである。高校時代の親しい友人が何人かいる。彼らとは、屈託なく話せるし、皆、アルコールをたしなむ。集まると討論会だ。島に渡って潮風にふかれ、飲む酒ってどんな味がするだろうか?。その機会を友が設定すべく、メールをよこしたわけだ。もちろん一発返事で承諾のメールを返信した。そう言えば、昨晩、寝つかれなくてラジオを聞いていたら、手紙とか、メールについて話していたようだ。最近、インターネットで出すメールにも飽きがきたのか、直筆でだす手紙も増えてきているそうである。字が上手であれ、下手であれ、直筆でもらった手紙は愛着があり、容易にごみ箱というわけにも行かない。昔の人はよく手紙を書いたようだ。何でも、芥川竜之介は、恋文というか、結婚の申し込みと言うか、その手紙の内容は、文豪とは思えないような、単純な内容であったとか。また、夏目漱石の手紙は、相手の手紙が長ければ、それ以上長い手紙で返信したそうである。聞いていて興味深かった。他に、病気の見舞いには出向かなくても、手紙が良いのではないかとか。確かにそうかも知れない。見舞いにこられると気を使うし、疲れてしまう。それより、長い手紙をもらったほうが嬉しいに違いない。内容は何でもいい。
何回でも読み返すことができる。自分の為に、こんなに時間を割いて手紙を書いてくれたんだと思うと、ありがたく涙だってでてくるだろう。面白い話では、本をプレゼントされたとき、そのお礼に手紙を書くときは、本来なら読んでから、感想の一つでも書いてよこすべきだが、読んでいないときは、今、うちの嫁さんが読んでいます。面白いと言っていますとかなんとか書いて出すと良いそうな。うんん、この手は使えそうである。
昨今、活字媒体ばかりで、直筆にあまりお目にかからない。僕も、今後は手書きできるものは、労を疎まずそうすることにしたい。


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