ツッキーの戯言
人間の本性,ルーム係りは見た!

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2003年10月23日(木) 現場目撃

フロントにまたまた新しい女の子が入った。

見た目は20歳そこそこだ。

なんだか大人しそうな娘である。

フロントにチーフと二人で並び、笑顔で客に応対している。

「ふ〜ん、普通の子だな。」

第一印象だ。

しかし、私の第一印象は、全くもって当った事はない。

それを証明するかの様に、事件はすぐに起きた。

今日は6F担当だ。

おや?洗面所に客が忘れ物をしている。洗面セットだ。

1Fのフロントに届ける。

フロントにはチーフと新人ちゃんだ。

「ちーっす。これ、1606の忘れ物ね。」私が言う。

「はい、1606ですね。」チーフが答える。

その時、新人ちゃんは、全く私を無視し、30歳男盛りのチーフに

にこにこしながら、犬のように後を追っている。

これくらいなら「ふんっぶすがっ」で、済むのだが、

問題は仕事がおわり、事務所に戻ってからの、新人ちゃんの態度だ。

マスターキーを事務所に返す為、私は事務所に戻った。

ドアを開ける。  「?」


いつもなら、フロントマンの方から「お疲れ様です」と、

挨拶があるのだが、事務所はシーンと静まり返っている。

私が言う。「お疲れでぇす。」

すると、面倒くさそうに、しかも横目で新人ちゃんが

お疲れ様です。」とこたえる。蚊の鳴くような声で。

横目ですよ!!目だけこっちにむいてるんですよ?!



お前は能面かっ!


お客さんと同じくらいとは言わないが、せめて口元だけでも

笑ってもバチは当らんぞっ?!

冷ややかな空気が流れる・・・

ドアが開き、チーフ登場。

途端、頭のテッペンから声を出し、

「あ、今、電話がありましたぁ。10分後に又かけてくるそうですぅ。」



・・・・・・一回、殺すか?


そしてまた、チーフの後をうろうろしている。

こに風景をKが見たらどうするだろう・・・と、いらん心配をしながら

今度は私が横目で新人ちゃんを見る。

しかし、こんな女が野放しにされてていいのか?






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