埃まみれのノートブック
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父方の祖母の話です。 祖母は92歳。かなりの高齢です。 私の年齢からするとかなり年を取っているのですが、 末っ子の父が生まれたのが40歳近い時だったようなので、 この年齢になってしまうのも仕方がないことです。
私は幼い頃、おばあちゃん子でした。 小さい頃、畑仕事をしている祖母にべったりで 大変だったそうです。 一緒に暮らしていなかったのですが 家が近かったので、よく妹と遊びに行って 三人でイナゴを捕まえて佃煮にしたり (グロテスクでごめんなさい、我が県はゲテモノ食いなんです。 流石に今は食べられません…無邪気な子供だったので 食べられたんでしょうね。) 祖父と祖母のところに泊まりに行ったりしていました。 全て、小学生までの話ですが…。
中学生になってからは心配の掛け通しでした。 でも、私は悪いことなんて一切してない。 今でも自信持って言える。 普通の子と違ってしまった私は、心を病み 「普通」でなくなりました。 田舎なので、年寄りは道から外れて普通じゃなくなった子 を色眼鏡で見るようになります。 そんな視線と言葉が痛くて痛くてたまらなかった。
私が大人になった今でも 祖母は私のことを色眼鏡で見ています。 普通の子として見て欲しかった。 憐れみは欲しくなかった。 大好きだったのに。でも今でも大好きだよ、おばあちゃん。
祖母は今、足と腰が酷く痛んで眠れないほどの状態なので 入院しています。 心配。 早く退院できるといいのにね。 全然お見舞いに行けなくてごめんなさい。 早く死にたいなんて言わないで。 母に「楽に死ねる薬を買ってきて」って言ったらしくて すごくショックだったよ。 苦しくて弱気になってしまうのは分かるけど… あんなに気丈だったのに、悲しいよ…。 そろそろお見舞いに行くからね。
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