時に、 感知される刺激量が。
贈り手と、 受け手で、 異なるから。
其処には。
不公平感が、 生じて終うけれど。
其の方向性は。
飽く迄、 単純な量的関係を以て、 定義され。
他の要因の、 紛れ込む余地など。
無いのだ。
其れ故に。
其処へ、 外から持ち込まれた、 別の基準へ。
互いの応答が、 異なるなら。
贈り手と、 受け手と。
因果関係は明瞭だ。
「小坊主。」 「コピーしていてビビってなる?」
「なんないよ。」
「あ・・・」
「ほら。」 「電気男じゃなくて電気女じゃん。」
姫の一言で。
放電犯は、 あっさり姿を現した。
唇を重ねる度に迸る、 其の電気に。
今年も、 冬が到来した事を、 実感する。
---------- References Feb.01 2004, 「弄ぶ口付けを楽しめませんか」 Oct.30 2003, 「重ねる唇に潜んで居るのですか」 |