雲間の朝日に想うこと


< 支える資格がありますか >


破局に追い込んだのは、
俺だ。

煙に風を送って大火事にしてしまったのは、
俺だ。


 「泣いてなんかいられない!」


力強く答える貴女が、
昨日も泣きそうだった事を、
俺は知っているんだ。






 「小坊主さんって呼ばなくて良いんだよね?」
 「小坊主で良いんだよね?」






不安で堪らない貴女を、
目の前で抱いてやる事すら出来ない自分に・・・

貴女を支える力があるんだろうか?
貴女が応援できるのか?





そんな弱気を言う資格は、
俺には無いよな。


2002年06月25日(火)


----------
History





Add MyEnpitu

小坊主
MAIL