雲間の朝日に想うこと


< 想いを込めて付けましたか >


気がつくと首筋に吸い付いて、
縄張りを主張する貴女。

迷惑そうな言葉を返しつつも、
その心地良い痛みに身体を任せる。



 貴女に付ける事は出来ない「痕」

 貴女に記す事が叶わない「跡」



たった一時の事だけれど。
すぐに消えてしまう物だけれど。

俺の女だと言う印を、
少しでも長くその肌に宿して欲しい。


逢瀬はもっと刹那なのだから。


2002年05月07日(火)


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小坊主
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