雲間の朝日に想うこと


< あきらめとは違いますか >


目の前に居るのは本当に好きな人なのに、
目の前に居るのはその人だと感じられない。

逢えてとても嬉しいのに、
逢えてとても楽しいのに、
なんとなくぎこちなさを感じている。


原因はきっとこの前聞かされた、
あなたの言葉。

 「もう会うのはやめよう。」



お互いの誤解が生んだ言葉だけれど、
その誤解を生んだのは俺自身に他ならない。

中途半端に好きだから、
中途半端な友達にしかなれないんだ。




俺が気持ちを持ち続ける事・・・
それがお互いを引き離してしまうのならば、
こんな物あっさり投げ棄てよう。

あなたが好き・・・
中途半端な想いなんだから、
こんな物さっさと投げ棄てよう。


貴重な友人を失いかけて、
素直に「恋<友」という感情が出てきたのには、
少しだけ驚いたけどね。




今日会った時にはぎこちなかったけれど、
次はもっと自然でいられるよ。

今日でこの人は卒業。


2001年09月30日(日)


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