学生の町コインブラを出発すると、次はポルトガル第2の都市ポルトである。 リスボンから順番に北へ北へと走ってきたが、ポルトはもう北のはずれの町でもある。コインブラからは1時間少々の旅だった。
第2の都市で、ポルトガル商工業の中心地でもあるが、また、ポルトガルという国の名前の元となった町でもある。 その歴史はローマ時代にまで遡るという。ドロウ川の南側は古くから貿易がさかんで港として発達していた。ポルトガル語で港をポルトというがこれが語源である。
ポルトガルといえばポルトワインということになるが、ここが発祥の地である。
また、ここにも世界遺産がある。さっそくその歴史地区めぐりに出かけていった。大聖堂、そしてボルサ宮と次々に見て回った。 中でも19世紀に建てられたボルサ宮は証券取引所なのだが、思わずため息が出るほどの壁画、絵画、そして装飾に圧倒される。
それに負けないぐらいカラフル・ゴージャスな私たちの観光バス・・・。
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