ここポルトでも「タイニック」は人気のようだ。タイタニック号を体験することができるアトラクション施設が派手に建てられている。ひっくりかえる船を体験するのもいいが、複雑な気持ちである。ドウロ川にかかるドン・ルイス1世橋を見ながらポルト・ワインの酒蔵である「サンデマン」に向かった。途中、ドウロ川には往年を偲ばせるようにワイン樽を載せたボートが浮かんでいる。ここで一枚。夕刻近くになった川辺は絶好の被写体になった。我ながら、この光と影は気にいっている。