ホームシック - 2006年03月12日(日) とうとう強力な助っ人の母が帰国しました。 帰る日が近づくにつれ、なんだか無性に寂しくなり、 帰国する日は空港にお見送りにも行けなかったどころか、 玄関先にも見送りに行けずに、子供達と一緒にベットルームにこもってました。 「またね!」 と言う一言がどうしても言えずに・・・ 「ありがとう」も言えてない。 情けないわ。 子供みたいやな、私。 帰国する前に、母と2人でお気に入りの丘の上のレストランに ディナーを食べに行きました。 久しぶりにゆっくり味わえる料理は本当に美味しかったわ。 (このディナーの間の2時間、子供達は一度も泣きやまなかったらしく 私達が帰ったら、子守をしていた旦那は憔悴しきってました) 美味しいディナーを食べながら、実にいろんな話しを母としました。 母ももう今年で60。 あとどれくらい足腰元気で、カナダに来れるかな? なんて話しになりました。 10年経つと、もう70になります。 いつまでも元気だ〜元気だ〜と言っていても やはり年は取るわけで。 70過ぎても元気でカナダに来られるか正直疑問。 この先、私が1年に一回帰国したとしても、母が70までに たったの10回しか帰れないのか・・・・・・ 10年なんて、あっという間やし、なんて考え出すと、 父や母と過ごせる時間がものすごく短く感じてきて、 言葉に出来ないくらい悲しくてたまりませんでした。 自分の決断で、カナダに嫁いだんやけど、 今頃になって、日本とカナダの距離をすごく遠く感じる。 すごく楽しみにしてくれている、2人の孫の成長ももっと近くで見てもらえたらなぁ。 そこで、1つの決心をしました。 これから先、可能な限り帰国する。それに 父や母、弟にも可能な限り、カナダに来てもらいたい。 そのための旅費は、頑張って貯める! 旅費は、なんとかなっても、家族と過ごす時間ってお金では買えない 貴重な物だから。 そう決心すると、なんだか心の中の雲がちょっと晴れたような気がしました。 さ〜て、次はいつ帰ろうかな? -
|
|