すきま風 - 2005年02月09日(水) ものすごい勢いで、自分が冷たい気持ちになっていっているのを感じる。 その一方で、それは、自分が彼を案じている気持ちの裏返しだということもわかる。 じゃなきゃ、こんなところにあれこれ書いたりしないはずだから。 つらい、きつい、やりたくない、逃げたいというような言葉のほうが、よっぽどましだと気づく。 これらの言葉には、簡単に言ってしまえば、基本的には共感して、必要な場合にはアドバイスを考えればそれでいい。 でも、あんなふうに根本からひねくれられたら、もうおしまいだ。 そしてこころの鋭い欠片を辺りに撒き散らしているのがわかって、自分もその欠片を浴び、ますます、彼を嫌いになっていく。気持ちが冷たくなる。 嫌いになんかなりたくないのに。 出会ったこと、いくつもの会話は、それだけで、わたしにとってはじゅうぶん幸せなことなのに、たぶんそのことも、向こうはわかっていないんだろうな。 このままだったら、それすらも、過去形になってしまう。幸せだった、と。 なんにもわかってない。 「あなたがわたしに向かって」自分だけがつらいみたいなことを言うことは、してはならないということも。 つらいのは自分だけだというような顔をしていることにすら、気づいていないのだろう。 あなたが、もしも、このままなら、きっと、わたしを忘れるだろう。 今度はもう撤回しないし、謝らない。 だってあなたは既に、わたしを、忘れかけている。 それをわたしが嫌だと思う気持ちも、かつての半分くらいになってしまった。 もう、いいよ。 まだ、よくないんだろうけど。 だから、書くんだろうけど。 でも、もう、いいよ。疲れちゃった。 -
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