何も問題はありませんよ。 - 2004年03月05日(金) 声が出ないと騒いでいたのは先週のことだ。 今週に入ってずいぶんよくなってはいたのだが、出るようになったり思うように出なかったりを繰り返していたので、これからやってくる超繁忙期に備えて、念のために病院に行ってみることにした。 木曜日がお休みの病院なので、本当は水曜日に少し早退して行こうと思っていたのだけれど、退勤間際に厄介なオーナーさんにつかまってしまい、結局延期して、今日になった。午後には大事な仕事がいくつかあったので、午前中をつぶして、病院に寄ってから出勤した。 結論としては、ストレスによって声帯がきちんと開かなくなっている状態、あるいは、ストレスによる声帯の痙攣だという。 いずれも一時的なものらしい。 不眠と同じで、「声が出ない」と思うとますます出なくなるもののようだ。 いくつか合点がいくことがある。 喉の痛みがまったくなかったこと。 一週間前にサークル部員の前で歌をうたったとき、そのときだけは、ほとんど正常に声が出たこと。 この一週間でも、治ったのかと思うと翌日には再び声が出なくなったり、一日の間でも声の出方に変動があったりしたこと。 現時点ですでにかなり声は出ていることもあり、特に治療の必要はないというので、ほっとため息をついて病院を出た。 バイト先に向かいながら、みんなに何と言おうかと考えた。 時期が時期なので、本当のことを言うのは躊躇われる。 かと言って、わざわざ遅刻して病院まで行っておいて、何でもなかったというのも何か変な気がした。 結局、どうやら先週風邪をひいていて声もやられていたらしい、もうほとんど治りかけなので薬は要らないと言われた、ということにした。 みんな、なあんだと言って笑ってくれたので、密かに安堵の息を吐いた。 話は変わる。 バイト先ではスタッフジャンパーを着て仕事をするのだが、このジャンパーの色が、部署またはポジションによって異なっている。 基本的には部署は三つ、本部・斡旋・契約だ。 ジャンパーの色は、本部がオレンジ色、斡旋トップと斡旋の幹部、契約トップとサブは紺色、他の人(つまりヒラだ)は緑色。全体のトップは本部付けになるのでオレンジである。 わたしはもともと斡旋所属で、学部一年のときに緑を着て、翌年は斡旋幹部、その翌年が斡旋トップで去年・今年と本部付けのトップだ。 誰に何色のジャンパーを着せるかを考えるのもたいへんだが、それを着させるのもたいへんだ。 今年の紺の人は出来がいいと思う。けれど、ほぼ全員が、紺を着たがらない。 ストレスフルな状態にはとっくに慣れたと思っていた。紺に変わったときにこの仕事は辞めないと決め、昨シーズン、紺からオレンジになったときに、もう覚悟はしたはずだった。今さら、何を悩む? -
|
|