「アヴァウトなわたしの顧客」

わたしは内勤事務で主に交渉、打ち合わせ、流れの最終チェックをしています。O型って血液型の特徴を知っていますか。色々あると思いますが何よりも強く出ているのは『アヴァウト』。何せ小学生の通信簿で『几帳面』と書かれた事がありません。絶対にミスの許されない位置で日々辛い思いをしています。A型じゃなかったばっかりに。

当たり前かも知れませんが顧客ってその人によって特色が分かれるものですね。
ユウコさんは当り障りなく平和主義な聞き上手なので、主にビジネスマンや話し好きなおじさんおばさんと同い年くらいのお友達顧客が多いようです。

以前に紹介したふるき善き時代を彷彿とさせるビンテージ後輩はやはりお年寄りに人気。大阪で生まれた女でもないのにボケとツッコミを完全に習得しているこの人はよく顧客ともその掛け合いをやっていらっしゃる。手土産にチオビタとか貰っていたりしてそれはもうお年寄りのカリスマです。

わたしの顧客の方々は何というのでしょうか。一言で言うと怒らせると怖い方ばかりで。「お前の会社、其処で居られなくしちゃうぞ♪」とか平気で言います。少しのミスも許されない業務で、こんなにおとろしい人々に指名されるなんてしあわせ。思わず硬直します。おとろしいと言ってもその殆どはNT●の偉い方とか、なんかの会長とか経営者とかそういう人が多いのですが。クレーム処理は責任者の仕事なんだけど、不在時に電話に出てそれから仲良くなるパターンが多かった所以でしょうな。

面倒な人達かも知れない。実際の娘のように孫のように、とても大事にして下さる。或る程度は大目に見てくれるという信頼。とてもいい人たちなんです。わたしの顧客最高、と密かに思っています。


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