憂色透明
憂々とし 夢現 筒抜で ウェア アム アイ 強引

2007年04月15日(日) この妄想力を生かせる職につきたい

昨日の例のデートで、変な別れ方をした、そしてもしかして嫌われたと思い込んでいました。そして今日一日中起きたときから調子がおかしかった。

わたしは妄想がひどい。笑えるくらいひどすぎる。

まず起きて落ち込む。根拠はない。
お母さんに泣きながら話す。根拠がないが号泣。
これではいかん、と、おばあちゃんの畑を手伝いにいく。

今日は一緒に、ゴボウとインゲンとアスパラガスの種を植える。
アスパラガスは、2〜3年しないと食べられるようなものに成長しない(つまりスーパーで売っているアスパラガスは、農家の人が数年前に種植えをしたもの)けど、一度成功したらその後10〜15年間はその苗を利用できるということや、長芋は生えてくると地上にグルグルとツタが生えてくるから、まわりに垣根を作って補強しないといけないこと、などなど、そういうことがすごく面白い。
本当に農業、そして植物の成長はすごい。いつも手伝うたびにそういう生命の力強さには超感動する。自分が普段食べている野菜が、一体どうやって作られて、どういう花を咲かせているのか、なーんにも知らなかったんだな、と思うと、じーーーんと来る。
世の中もっと知らなきゃいけないことが山ほどあるね。

というわけで、普段からこんななのに、今日は神経が過敏だったせいで、長芋のツタのことをおばあちゃんに聞いただけで

号泣。

「アンタ、長芋ごときで泣くんじゃないよッ。変な子だね」

と昭和一ケタ生まれのおばあちゃんに渇を入れられて、はっとする私。

そしておばあちゃんが半年がかりでやっと捕獲したという、物置の迷惑なドブネズミが、畑近くのカゴに入れられていた。これからそれを、

「水槽の中で溺死させる」

というので、ただでさえ肉も食べないし無駄な殺生が嫌いな私は、やめてくれと頼む。
まぁネズミのヤロウは悪さをするから、無駄な殺生じゃないという言い分もわかるんだけど。分かりたくない。
それで、おっちょこちょいのわたしは、故意にではなくそのかごの中のねずみを、

ちょっとした手元の狂いから逃がしてしまう

というヘマをしでかし、おばあちゃんに煙たがられる。
でも許してくれる。
わたしって家族にめぐまれているなー(ちょーポジティブ)

帰宅後、『となりのトトロ』を見る。

土砂降りのなか、雨宿りしているサツキとメイに、同級生のカンタが、自分のボロ傘を、

「ん!!!」

と無愛想に差し出して走り去るシーンに共感して号泣。

メールが来ない、と落ち込む。
2つ下の弟に慰められる。
弟ってスゴイ!

風呂に入って、ポジティブ思考の自分に酔いしれる。
小説の続きをパソコンで書いては感情移入して泣く。

そしてメールが普通に来る。

お母さんもあきれるほど小躍り系ハッピーになる。

わたしはどんだけあほやねん。






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