川崎でやってる森山大道の写真展に行った。 「このう○こったれ男尊女卑おやじめ」などと、写真を見る以前から悪態をついていたのだが、 60sの作品は流石に印象深かった。
しかし、「影響を受けたものは、(よりによって)ジャックケルアックの『路上』です。」
どうしてだ。 どうしてだぁぁ。 そうババーンと来て、 「写真というものの今までの概念をぶちこわすために、わざとわけのわからないピンボケ写真を発表し、従来の写真観にさよならを告げた」
って、それじゃいくら60年代とはいえ(というか60年代だからこそ)何にも新しくはないでないか。 アンディウォーホルか。 じょん・れのんか。
テレビの音が耳に入る。
頭にバンダナ巻いたねぇちゃんにぃちゃんが、黒人のラップを真似して唄ってやがる。 どうしてだ。 どうしてだぁぁ。
わたしはもうすでにおっさんだ。 ほっとけばいいものを。 屁理屈だ。 あぁぁ。
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