虎平太の四方山日記
虎平太の日常を書き綴った日記みたいなものもの・・・。毎日更新(の予定)。

2000年12月20日(水) P8:タイムカプセル/D7:昼寝

【虎の自叙伝〜その8】 タイムカプセル

小学校6年生のとき、学級委員になってしまった。今振り返ってみると、学級委員ってどんな役割だったのか、ほとんど思い出せない。唯一鮮明に覚えていることは、卒業するちょっと前、タイムカプセルと称して、成人式のときに開封する未来への手紙を入れた箱に封印する作業をしたことぐらいだ。ガムテープで頑丈に梱包して最後に僕がサインをした。
成人式のとき、その箱を開封することになった。8年も前のことだし、クラスのみんなも当時、誰に宛ててその手紙を書いたのかさえうつろな記憶の中だ。僕の手紙は3通。当時仲のよかった友人宛てに書いたものだった。手紙を友人に渡す瞬間、思ったものだ。どうせなら自分宛てに書いときゃよかったって。まるで宝物をなくした気分だった。
成人式に来られなかった人に、その手紙を渡すことが、学級委員としての僕の最後の仕事になった。今どこにいるのかを追跡調査をして、どうしてもやり遂げなければならない。ようやく電話が通じたとき、当時のクラスメートはとても怪訝な声を発した。そりゃそうだ。忘れかけてた人間からの忘れかけてた手紙の話なんか、記憶の片隅にもなかったに違いないだろうから。

【四方山日記〜その7】 昼寝

不覚にも3時間も昼寝をしてしまった。今起きたところだい。
思えば大昔、まだあっしが保育園に通園していたころ、この昼寝の時間が一番苦手で、寝た記憶がないぐらいだったのに。それが今はどうだ。昼寝が大好きなヤツになってしまった。人間30年も経つと、細胞そのものが替わってしまうのかも知れない。でも、そんな昼寝を欲望のまましてしまうと困ることがある。夜型人間になってしまうからだ。そうすると、翌日また昼寝がしたくなる。どこかでブレーキをかけねば・・・。これじゃ、どこかのミュージシャンみたいな生活ではないか。
何かのアンケートで見たのだが、「あなたが一番幸せな時間は?」という問いに「寝てる時間」が1位になってた。たぶん若い女性をターゲットにしてた雑誌だったと思うけど。やはり万人にとって、眠るという行為は気持ちいいことなのだ。頭がまだボーっとしてるから、今日のところはそれで納得しておくことにしよう。


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