虎平太の四方山日記
虎平太の日常を書き綴った日記みたいなものもの・・・。毎日更新(の予定)。

2000年12月21日(木) P9:石集め/M7:SMILE

【虎の自叙伝〜その9】 石集め

今日から何回かに分けて、その昔コレクションしていたモノについて書いていこうと思う。なぜかそのほとんどが小学生時代に集中しているのが不思議といえば不思議である。
まずは「石」集めだ。そう、地球上のあらゆる場所にころがっているあの石ころである。きっかけは友人が所有していた水晶を見たときに始まる。今まで見たこともないようなとても綺麗な水晶で、当時の僕の目には宝石のような輝きに思えた。それからというもの放課後になると、近くの山や川原で石を割る毎日が続いた。水晶は、表面に穴が空いている石を割るとその中に結晶があるんだという話を聞いたからである。でもこれがそう簡単には見つからないシロモノだった。水晶らしきものは見つかるのだが、肝心のホンモノが見つからない。いったいどれぐらいの石を割ったのだろう。そうこうしているうちに、今度は化石に興味がわいてきた。これも、同じ友人が持っていた立派な化石を目にしたからだ。当時の僕は、他人に感化されやすい少年だったのかも知れない。
放課後はいつもこんな感じだったのだが、ある日突然、僕の石集めは終わりを告げる。苦労して集めた石が、忽然と姿を消してしまったからである。要は捨てられたのだ。親にしてみれば、来る日も来る日も石集めに奔走している子供に、ある種の不安を抱いたかも知れない。当時の僕は、たぶんショックだったと思うが、泣き喚くようなことはなかった。僕にとってもそろそろ潮時だったのだろう。子供の気持ちは移ろい易いものなのだ。

【音楽見聞録〜その7】 SMILE

今回はSMILE。ボーカルの浅田信一とは仲がいい。こう書くと、ずいぶん古いつきいのように聞こえるが、たぶん3〜4回ぐらいしか会ったことはないと思う。まあ、人の距離感っていうのは回数じゃないからね。
「ドライブ」ってタイトルのシングルのときだから、おそらく3〜4年ぐらい前(?)かな(ええかげんですな)。浅田がキャンペーンで来ることになって、そのときが初対面。でも、会う前まではえらい警戒しとったな。「相当なワルだったらしいぞ」って噂を聞いてて、ピリピリした空気になったらどうしようって思ってたわけさ。で、会ったら完全な拍子抜け。俺が言うのもなんだが、いたって好青年でしたな(ちょっと言い過ぎかも!)。人との出会いって最初のインスピレーションが結構大事じゃない。松田聖子じゃないが、ビビッて感じよ。そう、そのビビッって感じがあったな。別に変な関係じゃないぜ(笑)。
印象に残っているのは、やっぱりライブイベントだね。SMILEといえばやっぱりライブでしょう。でもこのときはいろいろ大変だった。何しろイベントの中心人物(マネージャーとレコード会社の宣伝マン)がセクション替えでどっかへ行っちまった。残ったのは、俺とイベンターの二人。いったい誰が責任を持つわけよって感じで(笑)。しばらくして新マネージャーっていう人から電話がかってきた。偶然、その昔から知ってた変なヒトだったからよかったけど。でも初対面は深夜のよっぱらいげんかの場面。印象わり〜い。まあ、彼がいたおかげで準備は万全だったからよしとしておきます(笑)。
でも、あの時のライブは今でも鮮烈に覚えてるよ。なんてったって、無料招待イベントにツアーセットをそのまま持ち込んだ画期的なものだったから。普通はできません、予算がかかりすぎて(笑)。まあ当時、某Sレコードは太っぱらだったんでしょう。でもね、そのかいあってほんといいライブだった。お客さんもいっぱい来てくれたし。今でも印象に残るイベントの一つだね。
来年は、またどこかでヤツらのライブを見たいもんです。21世紀もよろしく。


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