【虎の自叙伝〜その6】 高校時代
高校時代について、ちょこっと書こうかな。 何を隠そう1回生なんですわ。つまり、新設の高校っていうことです。新設っていうとさ、イメージとしては、自分たちで校風をつくってやるぞ、みたいな期待感でいっぱいだよね、普通は。なんてったって、まだうら若き15歳なんだから期待するなっていう方が無理ってもんよ。ところが案の定、世間様はそんなに甘くはないんだよね。入学して1ヶ月ぐらいでその期待感はもろくも崩れ去ったよ。つまり、校風が無いってことは、自分たちでつくっていける可能性もあるかわりに、それだけ管理しやすいってことでもあるわけだ。まさにそのマイナス面がもろにでちまったって次第よ。とにかく管理、管理ですごかったよ。 あーあって感じだったなあ、このときばかりは。これからの3年間、いったい何を楽しみに過ごしゃいいんだよって真剣に悩んだね。いったいあれはなんだったんだろう。学校全体がどよーんとした雰囲気でさあ、ほんと覇気が無いっていうか、暗かったなあ。これが教育なの?って感じ。20年以上も前でこれなんだからさ、今の教育がどうのこうのっていうのは、その頃から容易に想像できたんじゃないの?そりゃ、耐えるっていうのを教えるのも教育かもしれないけどさ、モチベーションの低下を招くようなことは絶対しちゃいけないと思うよ。これは他の組織、例えば会社でも同じでしょ。ほんと、こういうことを無意識でやっちゃう肩書き主義の人たちが多すぎるから、みんな余計なストレスを抱えているんだろうな。もーどうにかしてくれ〜!
さあ、また一週間の始まりです。みんなでリ**ン飲んでがんばりましょう。
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