なんだか気に入ってしまった、このフレーズ。
「業も覚悟もねーけどさ」
なんつーか、主役ほどの業も覚悟もない身でもマイペースでがんばりゃいいじゃん、みたいな、ちょっと肩の力の抜けたがんばりフレーズとして貴重かと。今後、日常に活用しようと思います。さすがに自分に主役クラスの業や覚悟があるとは思ってない日常なんで、それでもいいよねー、「それでも行く」決意だけはあるんだしー、と。……業や覚悟に運命じみて動かされたわけじゃないディアッカさんの決意や選択の重さや軽さ（！）がにじみでてていいなあ。

じゃあ何に動かされたのか、っていうと、それが「愛」だったりするあたり、なんとも言い難いけど。


それにしても。
冬の間、停滞気味だった自分に、まあ今は世間も冬眠中だから、といった社会人キャリア私よりずっと上なお友達がいるんですが、世間は冬眠しているというのはあながち嘘でもないようで、突然、まわりが動き始めてびっくり。動き始めたなかの誰かがふと目をこちらに向け、驚きで心臓がはねる。視線は、「欲しい」と思っていたところからだけ来るわけではなく、「嬉しい」とか「嬉しくない」とか言う前に、「ええええっ？？」みたいなとこでフリーズもしてみたり。

一度きりの人生。
ＷＥＢ拍手をたたいて送ってくださった言葉を、かみしめています。ありがとうございます。後戻りのできない、人生です。ね。

できること、やれること……みたいなフレーズを口にしたのはオーブの姫君でしたか。限られた時間で、できること、やれることを、考えなければ。実際の時間と、自分に使える時間は、違う。同じ環境にあっても、誰かにできても私にはできなかったり。たまには、逆も、あるかもしれない。……自分がぐじぐじ悩むと、ＳＥＥＤ世界見る目もまたちょっと変わったりして、キラにできることができなくて悩んだサイとか、「おれにはできない、できるやつがやってくれ」と的確な判断をして戦艦を下りていったカズイとかの言動が気になったりします。カズイは、気は弱いけど、頭は良かった。自分にできないことを、ちゃんと判断できた。たしかに、あの調子でＡＡに残っていたら、同い年のコーディのパイロットがどんどん増殖して、ますますいやーな気分で取り残されたのかもしれないけど、だけど、彼には、彼にふさわしい仕事がある。戦艦のそとに。……そして、コーディとの差をふっきれたサイは、ディアッカやアスランが乱入してきても、ちゃんと努力して自分の仕事をこなしていた（彼は、物語中、本を読んで勉強しているシーンがとても多くて、そういうとこがひそかに好きでした）。できることを把握できるようになる、ってのが、オトナの第一歩なんだなあ。

ところで。
次にＵＰするのは、「銃」でもなくイザフレでもなく、２万キリ番リクエスト作品になると思います。
いただいたリクエストは「すれ違いまくりの二人。最後は甘く」。
……うちのサイトの王道です、ありがとうございますｖ
３ページくらいの続き物になる予定なんで、三日連続ＵＰで。ええと、近日中に。戦後ネタ。ひたすらディアミリ。ゲッターさまには、ＵＰしましたらば、メールをお送りいたします。

実は、これ書きながら、「もしかしたらこれが最後のサイトＵＰ作品になるかもー、ぐすぐす」（まわりでいろんなことが動き始めて、気持ちがパニックしてきてたので）とか思ってて、ディアミリの「恋」に、自分のディアミリへの思い入れまで重ねちゃって、そのせいでタイトルが「終わらない恋」になったんですが、それでも、このサイト、まだ「終わらない」です。いつかやめるときは「すっぱり潔く」がかっこいいなあ、と思いつつ、たぶん、それはできなくて、ずるずる休眠になったりしそうですが、とりあえず、まだ眠らない。目を開けて。目を開けて。

さやぎ ｜MAIL

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