cahier@enpitu
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2007年06月09日(土) |
壊れた機械でしかない |
朝からしばらく考えて、受付ぎりぎりの時間で婦人科へ。今の病院は入院・出産ができるところなので、妊婦さんも多い。わたしにとって産婦人科に通うことへの抵抗はこの部分も大きいと思う。いたたまれなくなる。それでも待合室でまだ小さい1歳半くらいの子と目が合って、にっこり笑われたときにはなんとも言えないくらい幸せなほんわりとした気分になる。
今日はいつもの先生がお休みで、代診の先生に診てもらった。自分ではわかっていたことをすっぱりと言われてしまう。このままだと将来子供が欲しいと思ったときに妊娠しづらいよ、と。排卵誘発剤には反応する。けれど薬無しでは途端に無排卵になる。素人でもはっきりわかるくらい明らかに。今は独身だし、子供を産むことを考えているわけではない。それでもいつかは産みたいと思っている。自分の意思で産まないことを決めるのならともかく、不可能で選択肢は全く無いという状況にはなりたくない。考えすぎだともわかっているけれど、初めて婦人科に通い始めた頃から考えていたことで今も変わりが無い。そうだ、あの頃は自分が子供を産めないのかも知れないと泣いたこともあったっけ。
薬に内分泌を左右される状況なんて、いいとは思わない。それでも将来もっと辛い思いをするくらいなら仕方ないのだろうか。
治療方針はお医者さんによって違うということ、わかっていたはずなのに、今日話した先生といつもの先生では考え方が違うようで戸惑う。排卵誘発を続けたほうがいいのだろうか。痛みとむくみに堪えてでも?
インターネットの発達の弊害で、自分の身体に起こりうることは説明されている以上に知っている。心配しても仕方ないのだけれど、たまにやりきれなくなる。
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