cahier@enpitu
DiaryINDEXpastwill


2006年04月18日(火) 物に激突する日

 電話は取次ぎをするだけというつもりでいていいかもしれない。中途半端に答えて迷惑をかけるくらいなら、ね。度が過ぎると賢しい、そのことを覚えておくこと。
 トイレの目印のプレートに描かれているマーク(可愛い)をじいっと見上げながら歩いていたら、そこにある大きなものに気がつかず思い切り激突した。ぶつけてはいない右肩が痛む、むちうちってこういうものかもしれない。誰にも見られていなくて良かった。
 職場の窓からときどき外を見る。六甲山系が今日は霞んで見えた。黄砂? 事務所からのパノラマビュー、たとえ北向きであっても外を見ることができる広い窓はとてもありがたい。
 自分がどうありたいのか、今日の窓の外よりもっと霞んでぶれていて見えない。

 自分を呪うことがある。死んでしまえばいいと。夜眠るとき、このまま目が覚めなければもう何もしなくてもいいのに、と思う。自殺するほど強く消えることを望んではいない。だから呪う。けれどもその呪いはすぐには効かない。そしてそんなことを願ったことも忘れた頃に実現するような気がふとして、呪うことすらやめる。わたしは何に怯えているんだろう。自分が何かになろうと願わないこと、それが不安なだけ。

 自己流でもトリートメントを丁寧にした後の髪は柔かくて指をとおしたくなる。柘植の櫛でゆったりと髪をとかす、そういうのもいいかな。今まで自分には縁遠いものだったけれど。


諒 |MAIL