cahier@enpitu
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2006年03月27日(月) 春だから

 朝起きて仕事に行こうという気力が無い。振り絞って無理やり駅へ向かう。空を見上げたとき空が青いなあってぼおっと考えて、それでもまだ少しは綺麗だと思えるからまだ大丈夫かもなあってそう考えて歩いた。あのとき少しだけ反対側に行って病院に行こうという気持ちがあったのも事実。ただ、こういう自分の精神的なゆらぎを薬でなんとかしようとするのはおかしいと思っている。とらえかた次第でなんとでもなるのだ。本物のうつ病には絶対禁忌の根性論でもあるけれど、今のわたしには必要な考え方だろう。

 職場のひとたちに月末で辞めることを言い始めている。
 直接仕事に関係ないひとにはどのタイミングで伝えるべきか計りかねていて、今の今になってやっと。
 優しく教えてくれるひとがいなくなるとかりょうさんがいなかったら今頃もう辞めてましたとか、1年目の社員さんたちに言ってもらえたのはとても光栄なことだ。そうあろうとしたことが少しでもできたように思えてここからいなくなることが少しだけ残念になる。何かわからないことがあったとき尋ねることをためらわないでいいように、そのことを頭において1年目のひとたちには接してきた。自分がそういう風に気遣ってもらっていた頃はそのことに気が付けなかった。今さら気付いても遅いけれど。

 残業。自分で仕事を増やして首を絞めるタイプだ。もっと気がつかなくてもいいのに後にまわせばどうなるんだという強迫観念で仕事をする。良くない。


諒 |MAIL