お友達のお年玉プレゼントでいただいた本。 先に、仲間由紀恵さんのドラマをちらっと見ていたのだが、 読み終わって思うことは「見てなきゃよかった」。 そう、まーーったく違いました。 先入観、恐るべし。 これは、あのドラマのようなのではなく、 平野瑞穂という1人の女性が、毎日些細なことで 喜んだり悲しんだり怒ったりしながら日々を過ごしていく、 彼女の等身大の思いを伝える物語だった。 あまりにリアル過ぎて、感情移入が苦しかったりする場面もある。 そういう意味では、乃南アサさんのキャラクター「音道貴子」と 私の中でリンクしたりもした。 が、警察という閉鎖された男社会の中でなんとか 突っ張りながらもがんばる瑞穂の姿がよく描かれていると思う。 彼女の抱えているものは少し特殊かもしれないけれど、 きっと婦警さんたちは毎日、あんな風なんだろうな。
最後が何か続きを予測させる??? |
2004年02月06日(金) |
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